【二次創作SS】仮面ライダージョーカー後編【妄想】
2020年8月30日 特撮・映画仮面ライダーダブルRETURS
仮面ライダージョーカー「霧のように消えたY/と現れたN」
鳴海探偵事務所
照井竜「一体ヤツは何者なんだ!」
翔太朗「フィリップがいれば、検索してもらえるのに・・・」
所長「もう、翔太朗くん、そんなこと言ってもしょうがないでしょ!」
所長「今はできることをするの!今まで集めた手がかりを全部出して
ちょうだい!」
翔太朗「おお・・・そうだったな。わかっているのは・・・」
謎のドーパントが残した台詞や行動一つ一つが手がかりだ。
「粗悪なコピー品」
感情が高ぶったジョーカーよりも素早い動き、いやアクセルよりも上かも
しれない
「私の大いなる目的」
彼らが考えた推理はこうだ。
「ヤツらはおそらく2人組」
「正体不明のメモリを使うヤツと、コピー品のイエスタデイメモリを
使っているヤツだ」
「奇妙な事件は、イエスタデイメモリのテストケース」
「被害者はメモリスロット跡がないため、イエスタデイの刻印を撃たれた
ことによるもの」
「本来のイエスタデイメモリとは違って、刻印の力は長続きしないようだ」
「もう一つのメモリの能力はおそらく高速の動き。トライアルと速度比べを
したいようだ」
「イエスタデイメモリのテストが終わったら、おそらくヤツが大いなる目的に
向けて行動を開始する」
それが何かはわからないが、その前、つまりイエスタデイメモリのテストが
終わる前に何とか食い止めなくては・・・
翔太朗「照井、お前狙われるかもしれないぞ」
照井竜「風都市民が狙われるよりは、よっぽど楽だ」
翔太朗「だが、お前よりも速いドーパントだったらヤバイぞ・・・」
照井竜「オレより速いドーパントだって、今までも倒して来たさ」
所長「(翔太朗くん、竜くんに質問しないようにしているww)」
対策としては、風都市内の警戒を厳重にして、イエスタデイメモリのテストが
行われた形跡をすぐに探っていくしかない。
なかなか尻尾を出さない連中だったが・・・
ビーッ!ビーッ!
ライブモードのバットショットからの警報だ。「ヤツだ!」
イエスタデイドーパントを包囲する2人の仮面ライダー
「もう逃がさないぞ!」
だがメモリブレイク寸前でメモリが排出され、それを受け取る謎のドーパント。
「そうそう、必殺技の前に変身解除すれば、仮面ライダーはそれ以上攻撃
できないよ」
「それでは最終テストだ」
側に置いてあるクルマのドアを開けると、眠っている雪絵が・・・!
「さあ、眠り姫。お目覚めの時間だ」
「イエスタデイ!」
翔太朗「雪絵さん!」
動き出したイエスタデイドーパントが翔太朗に迫る。
照井竜「左!」
謎のドーパント「さあ、君の相手は僕だ」
謎のドーパントが望んだように、1対1の闘いが2組はじまる。
動きの鈍いイエスタデイドーパントだが、翔太朗は手も出ない。
「雪絵さん、目を覚ましてくれ!オレだ!翔太朗だ!」
所長「ハーフボイルドの翔太朗くんでは、勝負にならないよ~!竜くんは!?」
「トライアル!」
しかし、トライアルフォームの攻撃でも謎のドーパントはスルリスルリと
避けていく。
照井竜「クッ!」
謎のドーパント「やはり僕のほうが上だったね。種明しをしようか。
僕のメモリはフューチャー。短時間ながら先の未来が読めるんだ。
君がどこに攻撃するのか、全部わかるんだよ」
「トライアルマキシマムドライブ!」
だが、全ての攻撃にカウンターを加えるフューチャードーパント。
変身解除してしまう照井竜。
「絶望が君のゴール、だっけ?」
一方、翔太朗は懸命に説得を続けるものの、遂に刻印を撃たれてしまう!
翔太朗「これを撃たれては・・・!もう逆らえなくなる・・・!」
翔太朗の脳内に浮かぶ映像は・・・地球(ほし)の本棚?
そこに2人の人物、霧彦と雪絵だった!
雪絵「ありがとう、探偵さん。記憶の奥底ではわかっていたよ。きっと助けに
来てくれると信じていた。これしかなかった。あいつには逆らえなかった。
だけど、私の刻印の力ならあなたは私を倒してくれる」
霧彦「妹を助けてくれてありがとう、探偵くん。君のメモリではあいつには
勝てないが、これを使ってくれ」何かが手渡される。
翔太朗の身体が勝手に動き、ジョーカーメモリをスロットに入れる。
「ジョーカーマキシマムドライブ!」
翔太朗「やめろ!やめてくれ~!」
ライダーキック!
しかし、それを予測したのかフューチャードーパント。イエスタデイメモリを
排出して、手に取る。変身解除されてその場に倒れ伏す雪絵。
「お前が惚れた女にそんなに非情な攻撃ができるとは、予想外だ。だが問題ない。私の大いなる目的は、仮面ライダーWのように、2つのメモリを同時に使うドーパントになることだ。フューチャーとイエスタデイ。過去と未来の力を同時に操る究極のドーパントにな!」
「イエスタデイメモリの実験は完了したのだ!」
「そうはさせん!」ジョーカーの変身を解く翔太朗。
「霧彦、お前の力を借りるぜ」
「ナスカ!」「変身!」
「仮面ライダーナスカ!」
青緑のボディに、オレンジのマフラーをたなびかせた仮面ライダーが
そこにいた!
フューチャードーパントの予測をさらに上回る速度で攻撃するナスカ。
「僕の予測が追い付かない?」
ナスカメモリを腰のスロットに刺す。
「マキシマムドライブ!」「ライダースピード」
さらに攻撃速度を増し、分身するかのように次々に攻撃を決めていく。
「マキシマムドライブ!」「ライダーパワー」
手にした剣のスロットにナスカメモリを刺し、めったぎりにしていく。
勝った!
ドーパントは、生身の身体に戻る。
照井竜「お前は!?」
翔太朗「精神科の先生!」
記憶喪失になった雪絵の治療にあたった医者の一人だった。
地球の本棚内の雪絵「治療を受けていくうちに・・・催眠術?洗脳?とにかく
いつの間にか逆らえなくなってしまっていたの。先生の言うままになって
いって・・・ほんとはイヤだったのに!」
照井竜「左、まだ終わってない!メモリはまだブレイクされてない!」
「フューチャー!」「イエスタデイ!」
過去と未来を支配するオールタイムドーパントが誕生しようとしている!
霧彦「ならば、もう一つ奥の手だ。ダブルドライバーは持っているね?」
翔太朗「ああ、これを手放したことはないよ」
霧彦「君の相棒には申し訳ないが、ちょっと貸してもらおう。君のジョーカー
メモリは、どのメモリとも相性が良いと聞いている」
「ナスカ!」「ジョーカー!」
仮面ライダーダブルナスカジョーカー!
霧彦「ヤツが完全体になる前に!」
翔太朗「照井、お前の力も貸せ!」
ジョーカーサイドでエンジンブレードとアクセルメモリを受け取る。
ジョーカーメモリを腰のスロットに刺す。
「ジョーカーマキシマムドライブ!」
アクセルメモリをエンジンブレードに刺す。
「アクセルマキシマムドライブ!」
ナスカブレードにナスカメモリを刺す。
「ナスカマキシマムドライブ!」
「トリプルマキシマム!」
「ジョーカーナスカアクセル!ストラッシュクロス!」
エンジンブレードを持ったジョーカーサイドと、ナスカブレードを持ったナスカサイドが交差するように斬り付ける!
遂にメモリブレイクされたフューチャーとイエスタデイメモリ。
やったか・・・・
【エピローグ】
病院のベッドで横たわる翔太朗のモノローグ。
「オレは、一人でトリプルマキシマムを放った反動で全身がズタボロ。
当分の間入院、寝たきりになった」
「雪絵さんも、あれからずっと意識不明で同じ病院に入院している。
記憶どころか、意識が戻るかどうかもわからない。でも、なんだか彼女とは
いつも意識の奥底で繋がっているような気がする」
「ナスカメモリは確かに手にした感触はあったが、変身解除した時にはどこかに
行ってしまった。もしかしたら、またオレのピンチにはかけつけてくれるかも
しれない。フィリップにとってのファングメモリのように・・・」
「依頼が果たせたのかどうかはわからない。それでも依頼人がお礼に来てくれた
のは、オレと亜希子にとって何より嬉しい。なあ、フィリップ・・・」
仮面ライダージョーカー「霧のように消えたY/と現れたN」
鳴海探偵事務所
照井竜「一体ヤツは何者なんだ!」
翔太朗「フィリップがいれば、検索してもらえるのに・・・」
所長「もう、翔太朗くん、そんなこと言ってもしょうがないでしょ!」
所長「今はできることをするの!今まで集めた手がかりを全部出して
ちょうだい!」
翔太朗「おお・・・そうだったな。わかっているのは・・・」
謎のドーパントが残した台詞や行動一つ一つが手がかりだ。
「粗悪なコピー品」
感情が高ぶったジョーカーよりも素早い動き、いやアクセルよりも上かも
しれない
「私の大いなる目的」
彼らが考えた推理はこうだ。
「ヤツらはおそらく2人組」
「正体不明のメモリを使うヤツと、コピー品のイエスタデイメモリを
使っているヤツだ」
「奇妙な事件は、イエスタデイメモリのテストケース」
「被害者はメモリスロット跡がないため、イエスタデイの刻印を撃たれた
ことによるもの」
「本来のイエスタデイメモリとは違って、刻印の力は長続きしないようだ」
「もう一つのメモリの能力はおそらく高速の動き。トライアルと速度比べを
したいようだ」
「イエスタデイメモリのテストが終わったら、おそらくヤツが大いなる目的に
向けて行動を開始する」
それが何かはわからないが、その前、つまりイエスタデイメモリのテストが
終わる前に何とか食い止めなくては・・・
翔太朗「照井、お前狙われるかもしれないぞ」
照井竜「風都市民が狙われるよりは、よっぽど楽だ」
翔太朗「だが、お前よりも速いドーパントだったらヤバイぞ・・・」
照井竜「オレより速いドーパントだって、今までも倒して来たさ」
所長「(翔太朗くん、竜くんに質問しないようにしているww)」
対策としては、風都市内の警戒を厳重にして、イエスタデイメモリのテストが
行われた形跡をすぐに探っていくしかない。
なかなか尻尾を出さない連中だったが・・・
ビーッ!ビーッ!
ライブモードのバットショットからの警報だ。「ヤツだ!」
イエスタデイドーパントを包囲する2人の仮面ライダー
「もう逃がさないぞ!」
だがメモリブレイク寸前でメモリが排出され、それを受け取る謎のドーパント。
「そうそう、必殺技の前に変身解除すれば、仮面ライダーはそれ以上攻撃
できないよ」
「それでは最終テストだ」
側に置いてあるクルマのドアを開けると、眠っている雪絵が・・・!
「さあ、眠り姫。お目覚めの時間だ」
「イエスタデイ!」
翔太朗「雪絵さん!」
動き出したイエスタデイドーパントが翔太朗に迫る。
照井竜「左!」
謎のドーパント「さあ、君の相手は僕だ」
謎のドーパントが望んだように、1対1の闘いが2組はじまる。
動きの鈍いイエスタデイドーパントだが、翔太朗は手も出ない。
「雪絵さん、目を覚ましてくれ!オレだ!翔太朗だ!」
所長「ハーフボイルドの翔太朗くんでは、勝負にならないよ~!竜くんは!?」
「トライアル!」
しかし、トライアルフォームの攻撃でも謎のドーパントはスルリスルリと
避けていく。
照井竜「クッ!」
謎のドーパント「やはり僕のほうが上だったね。種明しをしようか。
僕のメモリはフューチャー。短時間ながら先の未来が読めるんだ。
君がどこに攻撃するのか、全部わかるんだよ」
「トライアルマキシマムドライブ!」
だが、全ての攻撃にカウンターを加えるフューチャードーパント。
変身解除してしまう照井竜。
「絶望が君のゴール、だっけ?」
一方、翔太朗は懸命に説得を続けるものの、遂に刻印を撃たれてしまう!
翔太朗「これを撃たれては・・・!もう逆らえなくなる・・・!」
翔太朗の脳内に浮かぶ映像は・・・地球(ほし)の本棚?
そこに2人の人物、霧彦と雪絵だった!
雪絵「ありがとう、探偵さん。記憶の奥底ではわかっていたよ。きっと助けに
来てくれると信じていた。これしかなかった。あいつには逆らえなかった。
だけど、私の刻印の力ならあなたは私を倒してくれる」
霧彦「妹を助けてくれてありがとう、探偵くん。君のメモリではあいつには
勝てないが、これを使ってくれ」何かが手渡される。
翔太朗の身体が勝手に動き、ジョーカーメモリをスロットに入れる。
「ジョーカーマキシマムドライブ!」
翔太朗「やめろ!やめてくれ~!」
ライダーキック!
しかし、それを予測したのかフューチャードーパント。イエスタデイメモリを
排出して、手に取る。変身解除されてその場に倒れ伏す雪絵。
「お前が惚れた女にそんなに非情な攻撃ができるとは、予想外だ。だが問題ない。私の大いなる目的は、仮面ライダーWのように、2つのメモリを同時に使うドーパントになることだ。フューチャーとイエスタデイ。過去と未来の力を同時に操る究極のドーパントにな!」
「イエスタデイメモリの実験は完了したのだ!」
「そうはさせん!」ジョーカーの変身を解く翔太朗。
「霧彦、お前の力を借りるぜ」
「ナスカ!」「変身!」
「仮面ライダーナスカ!」
青緑のボディに、オレンジのマフラーをたなびかせた仮面ライダーが
そこにいた!
フューチャードーパントの予測をさらに上回る速度で攻撃するナスカ。
「僕の予測が追い付かない?」
ナスカメモリを腰のスロットに刺す。
「マキシマムドライブ!」「ライダースピード」
さらに攻撃速度を増し、分身するかのように次々に攻撃を決めていく。
「マキシマムドライブ!」「ライダーパワー」
手にした剣のスロットにナスカメモリを刺し、めったぎりにしていく。
勝った!
ドーパントは、生身の身体に戻る。
照井竜「お前は!?」
翔太朗「精神科の先生!」
記憶喪失になった雪絵の治療にあたった医者の一人だった。
地球の本棚内の雪絵「治療を受けていくうちに・・・催眠術?洗脳?とにかく
いつの間にか逆らえなくなってしまっていたの。先生の言うままになって
いって・・・ほんとはイヤだったのに!」
照井竜「左、まだ終わってない!メモリはまだブレイクされてない!」
「フューチャー!」「イエスタデイ!」
過去と未来を支配するオールタイムドーパントが誕生しようとしている!
霧彦「ならば、もう一つ奥の手だ。ダブルドライバーは持っているね?」
翔太朗「ああ、これを手放したことはないよ」
霧彦「君の相棒には申し訳ないが、ちょっと貸してもらおう。君のジョーカー
メモリは、どのメモリとも相性が良いと聞いている」
「ナスカ!」「ジョーカー!」
仮面ライダーダブルナスカジョーカー!
霧彦「ヤツが完全体になる前に!」
翔太朗「照井、お前の力も貸せ!」
ジョーカーサイドでエンジンブレードとアクセルメモリを受け取る。
ジョーカーメモリを腰のスロットに刺す。
「ジョーカーマキシマムドライブ!」
アクセルメモリをエンジンブレードに刺す。
「アクセルマキシマムドライブ!」
ナスカブレードにナスカメモリを刺す。
「ナスカマキシマムドライブ!」
「トリプルマキシマム!」
「ジョーカーナスカアクセル!ストラッシュクロス!」
エンジンブレードを持ったジョーカーサイドと、ナスカブレードを持ったナスカサイドが交差するように斬り付ける!
遂にメモリブレイクされたフューチャーとイエスタデイメモリ。
やったか・・・・
【エピローグ】
病院のベッドで横たわる翔太朗のモノローグ。
「オレは、一人でトリプルマキシマムを放った反動で全身がズタボロ。
当分の間入院、寝たきりになった」
「雪絵さんも、あれからずっと意識不明で同じ病院に入院している。
記憶どころか、意識が戻るかどうかもわからない。でも、なんだか彼女とは
いつも意識の奥底で繋がっているような気がする」
「ナスカメモリは確かに手にした感触はあったが、変身解除した時にはどこかに
行ってしまった。もしかしたら、またオレのピンチにはかけつけてくれるかも
しれない。フィリップにとってのファングメモリのように・・・」
「依頼が果たせたのかどうかはわからない。それでも依頼人がお礼に来てくれた
のは、オレと亜希子にとって何より嬉しい。なあ、フィリップ・・・」
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