HKの予告編は素晴らしい出来で、本編も期待通りのものでした。
しかし、こっちの予告編は駄作臭しかしない・・・
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LVKaIFxQa98
一応観に行く予定ですけどね。
こちらは微妙・・・
http://www.youtube.com/watch?v=aDjjpYAVVPw
一番観に行きたくなった予告編の映画がこれ
http://www.youtube.com/watch?v=j1zDPd10YIg
キャストが豪華だし、監督・脚本もウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズで
実績のある人だし、大人の特撮ってところも良し。
黒い敵役が長澤奈央さんかな?
牙狼でも怖い敵役だったし、なかなか魅力的だ。
アメリカ映画ならこちら
http://www.youtube.com/watch?v=RV6BPZnT7-E
これ、もろに日本のロボットアニメの実写版って感じ。
こんなに金をかけられるのは、羨ましいね。
しかし、こっちの予告編は駄作臭しかしない・・・
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LVKaIFxQa98
一応観に行く予定ですけどね。
こちらは微妙・・・
http://www.youtube.com/watch?v=aDjjpYAVVPw
一番観に行きたくなった予告編の映画がこれ
http://www.youtube.com/watch?v=j1zDPd10YIg
キャストが豪華だし、監督・脚本もウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズで
実績のある人だし、大人の特撮ってところも良し。
黒い敵役が長澤奈央さんかな?
牙狼でも怖い敵役だったし、なかなか魅力的だ。
アメリカ映画ならこちら
http://www.youtube.com/watch?v=RV6BPZnT7-E
これ、もろに日本のロボットアニメの実写版って感じ。
こんなに金をかけられるのは、羨ましいね。
メタルヒーローシリーズの最高傑作は・・・
2013年6月20日 特撮・映画 コメント (5)ギャバンに決まってますね~!!
こんな記事を見つけて懐かしくなりました。
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4478781.html
自分と同年代の特オタが、熱く語っていてこっちまで胸熱・・・
でもシャイダー役の円谷さん・・・
もうあの3人が揃うことは無いんだと思うと、目頭熱・・・
特撮モノの俳優さんって若くして亡くなる方が何人もいると思うと、胸痛・・・
最近では、メビウスの隊長役の田中実さん。
古くは、サイバーコップ他いくつか出演作のある塩谷庄吾さん。
コム長官も、4月に亡くなってたらしい・・・(この人は若くないけど)
御冥福をお祈りいたします(-人-)
こんな記事を見つけて懐かしくなりました。
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4478781.html
自分と同年代の特オタが、熱く語っていてこっちまで胸熱・・・
でもシャイダー役の円谷さん・・・
もうあの3人が揃うことは無いんだと思うと、目頭熱・・・
特撮モノの俳優さんって若くして亡くなる方が何人もいると思うと、胸痛・・・
最近では、メビウスの隊長役の田中実さん。
古くは、サイバーコップ他いくつか出演作のある塩谷庄吾さん。
コム長官も、4月に亡くなってたらしい・・・(この人は若くないけど)
御冥福をお祈りいたします(-人-)
映画「アイアンマン3」(ネタバレあり)
2013年5月16日 特撮・映画 コメント (2)GWに観てきました~。
正直、こっちよりはHKのほうが面白かったですけど、こちらはこちらでシリーズ最終作と
あって、盛り上がりました。
それではレビューです!
特撮好き・メカ好きとしては外せないアイアンマン3。
予告編では、いっぱいアイアンマンが出てきたシーンが印象的。
アイアンマン戦隊が発足するのか?と期待していた。
少々予想とは違ったかな・・・
今回の新型スーツの開発テーマは、行動しながらの装着と遠隔操作。
パーツがバラバラで飛び立ち、次々にスタークに装着していく様はなかなかカッコいい。
片手・片足だけ装着した状態でのアクションも、なかなか良かった。
でも遠隔操作は、中に人が入ってなくてもアイアンマンスーツだけで活躍できるってこと。
それじゃあリモコンのロボットと同じじゃないか。人がハイテクスーツを着込むという
ロマンがわかってない。これにはがっかり。ロボットだって、中に入って操縦するから
わくわくするのに。
アイアンマン戦隊も、トニーが入っているアイアンマンだけが本物で、
後は中の人などいない!状態。
キャプテンパワーのコンバットスーツのように、様々な機能に特化したスーツが
いろいろ出てくれば良かったのだけど、目立ったのは大型のパワータイプ1つだけ。
戦友の軍人さんもいたのだけど、その人のスーツは敵に奪われているし、
何故かトニーのスーツはトニー専用。
チームでミッションを遂行する、というふうではなかったのが残念。
主人公のトニーは心を病んでいるという設定で、いろんな難問に苦悩する深刻な
ストーリー展開。あのチャラそうな軽快感が魅力だったのにね。
悪役は、脳やDNAを活性化して超人化した科学者や軍人。アイアンマンと互角に
渡り合うだけでなく、発熱化してスーツをも溶かしてしまう恐るべき敵だ。
しかし、今回はスーツの着替えはたくさんそばにあるから大丈夫。
悪役を演じるガイ・ピアースは、腹黒い悪役ニヤリが良く似合う。
毎年何本か映画に出演していて、それなりに活躍しているみたいだ。
何故かその悪役は、トニーの恋人ペッパーを誘拐して超人化する。仲間を増やし
たかったのだろうか。そんなことしたら、最後に超人化ペッパーにやられちゃうよ!
あ~あ。。。
そのペッパーは、やっぱり魅力的なヒロインだ。
ボディビルダーばりの腹筋には、すげ~と驚くしかなかった。
そんな印象の映画でした。
正直、こっちよりはHKのほうが面白かったですけど、こちらはこちらでシリーズ最終作と
あって、盛り上がりました。
それではレビューです!
特撮好き・メカ好きとしては外せないアイアンマン3。
予告編では、いっぱいアイアンマンが出てきたシーンが印象的。
アイアンマン戦隊が発足するのか?と期待していた。
少々予想とは違ったかな・・・
今回の新型スーツの開発テーマは、行動しながらの装着と遠隔操作。
パーツがバラバラで飛び立ち、次々にスタークに装着していく様はなかなかカッコいい。
片手・片足だけ装着した状態でのアクションも、なかなか良かった。
でも遠隔操作は、中に人が入ってなくてもアイアンマンスーツだけで活躍できるってこと。
それじゃあリモコンのロボットと同じじゃないか。人がハイテクスーツを着込むという
ロマンがわかってない。これにはがっかり。ロボットだって、中に入って操縦するから
わくわくするのに。
アイアンマン戦隊も、トニーが入っているアイアンマンだけが本物で、
後は中の人などいない!状態。
キャプテンパワーのコンバットスーツのように、様々な機能に特化したスーツが
いろいろ出てくれば良かったのだけど、目立ったのは大型のパワータイプ1つだけ。
戦友の軍人さんもいたのだけど、その人のスーツは敵に奪われているし、
何故かトニーのスーツはトニー専用。
チームでミッションを遂行する、というふうではなかったのが残念。
主人公のトニーは心を病んでいるという設定で、いろんな難問に苦悩する深刻な
ストーリー展開。あのチャラそうな軽快感が魅力だったのにね。
悪役は、脳やDNAを活性化して超人化した科学者や軍人。アイアンマンと互角に
渡り合うだけでなく、発熱化してスーツをも溶かしてしまう恐るべき敵だ。
しかし、今回はスーツの着替えはたくさんそばにあるから大丈夫。
悪役を演じるガイ・ピアースは、腹黒い悪役ニヤリが良く似合う。
毎年何本か映画に出演していて、それなりに活躍しているみたいだ。
何故かその悪役は、トニーの恋人ペッパーを誘拐して超人化する。仲間を増やし
たかったのだろうか。そんなことしたら、最後に超人化ペッパーにやられちゃうよ!
あ~あ。。。
そのペッパーは、やっぱり魅力的なヒロインだ。
ボディビルダーばりの腹筋には、すげ~と驚くしかなかった。
そんな印象の映画でした。
ファミ劇で「仮面ライダー剣」スタート!
2013年5月12日 特撮・映画 コメント (2)この週末は、家族サービスで大会参加はなし。
いろいろと景気のいい(賞品豪華な)大会があるみたいだけど、残念。
土曜の夜は、嫁さんの部下の方々と呑み会。
この春から山口に来た方とか、初々しくてなかなかよろしい。
山口好きになってくればいいな・・・
タイトルの件だけど、TBSチャンネルの「ウルトラマンガイア」と被っているのが×。
なんで同じ土曜の10時からなのか・・・
普通はもうちょっと調整するでしょ。
いちおう、ウチにはチューナー2台にそれぞれDVDレコーダーを接続しているから
いいけど。(嫁さんはあきれ顔)
剣はデザインがケバいから放送当時は見てなかったけど、今みるとアーマーっぽい
ところが良い感じ。出だしのツカミはOK。ライダーが仕事ってところも良し。
味方の組織がいきなりやられて、今後どうなるのかな。。。
ちょっと期待して観てみましょう。
現在視聴中の特撮は・・・
GARO
ウルトラマン列伝
仮面ライダーウィザード
仮面ライダー555
ウルトラマンガイア
仮面ライダー剣
となりました。
いろいろと景気のいい(賞品豪華な)大会があるみたいだけど、残念。
土曜の夜は、嫁さんの部下の方々と呑み会。
この春から山口に来た方とか、初々しくてなかなかよろしい。
山口好きになってくればいいな・・・
タイトルの件だけど、TBSチャンネルの「ウルトラマンガイア」と被っているのが×。
なんで同じ土曜の10時からなのか・・・
普通はもうちょっと調整するでしょ。
いちおう、ウチにはチューナー2台にそれぞれDVDレコーダーを接続しているから
いいけど。(嫁さんはあきれ顔)
剣はデザインがケバいから放送当時は見てなかったけど、今みるとアーマーっぽい
ところが良い感じ。出だしのツカミはOK。ライダーが仕事ってところも良し。
味方の組織がいきなりやられて、今後どうなるのかな。。。
ちょっと期待して観てみましょう。
現在視聴中の特撮は・・・
GARO
ウルトラマン列伝
仮面ライダーウィザード
仮面ライダー555
ウルトラマンガイア
仮面ライダー剣
となりました。
「君のパンティを・・・俺にくれ!」
2013年5月2日 特撮・映画 コメント (5)博多駅のT・ジョイで、観てきました~!
上映館が限られているせいか、あるいはGWのせいか、館内はほぼ満席。
さすがに子供連れは全くなく、自分と同世代か少し下くらいの客層で、
カップルや女性だけのグループも多かったように思えました。
以前ここで紹介した予告編から予想される通りの出来。
ギャグ漫画をここまで面白く実写化した作品は、なかなか無いと思います。
いや~、傑作でした。
タイトルのセリフは、クライマックスで出てきます。
恥ずかしがりながらスクリーンの中で、生脱ぎするヒロイン。
これは凄かった。
しかし、真のみどころはやはり、主人公。
肉体美、ポージング、ムーブ、必殺技。どれも、漫画の完璧な再現でした。
変身前と変身後の違い(声や姿勢など)にも注目してほしいです。
スーパーマンのクリストファー・リーブ、特命係長の高橋克典にも匹敵する
演技力だと思います。
ストーリーは映画オリジナル。漫画と違う設定はあるものの、特に気になりません。
安田顕演じる敵役も、主人公以上の変態ぶり。
うちの嫁さんにとっては、水曜どうでしょうの頃から好きな俳優さんの一人
なんですけど、まさに怪演って感じでさらに気に入ってしまったようですwww
興行収入も予想を遥かに上回る大ヒットだとか。
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/dogatch/2013/04/hk127.html
続編もいいけど、この主役の俳優さんはもっといろんな映画もできると思います。
今後も注目していきたいですね。
上映館が限られているせいか、あるいはGWのせいか、館内はほぼ満席。
さすがに子供連れは全くなく、自分と同世代か少し下くらいの客層で、
カップルや女性だけのグループも多かったように思えました。
以前ここで紹介した予告編から予想される通りの出来。
ギャグ漫画をここまで面白く実写化した作品は、なかなか無いと思います。
いや~、傑作でした。
タイトルのセリフは、クライマックスで出てきます。
恥ずかしがりながらスクリーンの中で、生脱ぎするヒロイン。
これは凄かった。
しかし、真のみどころはやはり、主人公。
肉体美、ポージング、ムーブ、必殺技。どれも、漫画の完璧な再現でした。
変身前と変身後の違い(声や姿勢など)にも注目してほしいです。
スーパーマンのクリストファー・リーブ、特命係長の高橋克典にも匹敵する
演技力だと思います。
ストーリーは映画オリジナル。漫画と違う設定はあるものの、特に気になりません。
安田顕演じる敵役も、主人公以上の変態ぶり。
うちの嫁さんにとっては、水曜どうでしょうの頃から好きな俳優さんの一人
なんですけど、まさに怪演って感じでさらに気に入ってしまったようですwww
興行収入も予想を遥かに上回る大ヒットだとか。
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/dogatch/2013/04/hk127.html
続編もいいけど、この主役の俳優さんはもっといろんな映画もできると思います。
今後も注目していきたいですね。
とりあえず観てみたい実写化特撮作品2つ
2013年4月19日 特撮・映画HKこと変態仮面。
http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/51906139.html#more
http://www.youtube.com/watch?v=YV67vV-WUVQ
これは観たい!嫁さんにも観てもらいたい。
コミックスはコンビニ版で揃えてる。
この主演の俳優さんの肉体美が凄い。
プロレスファンのオレが太鼓判を押す。
同じ俳優さんの出るガッチャマン。
http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/51907268.html#more
こちらはガッカリの可能性が高いが、2000万かけたというスーツは一見の価値あるかも。
しかし、リメイク作品ばかりしか製作されない特撮邦画は、ちょっと悲しいものがある。
http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/51906139.html#more
http://www.youtube.com/watch?v=YV67vV-WUVQ
これは観たい!嫁さんにも観てもらいたい。
コミックスはコンビニ版で揃えてる。
この主演の俳優さんの肉体美が凄い。
プロレスファンのオレが太鼓判を押す。
同じ俳優さんの出るガッチャマン。
http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/51907268.html#more
こちらはガッカリの可能性が高いが、2000万かけたというスーツは一見の価値あるかも。
しかし、リメイク作品ばかりしか製作されない特撮邦画は、ちょっと悲しいものがある。
GARO新シリーズ、スタート!!
2013年4月17日 特撮・映画金曜深夜で、テレ東系。木曜深夜で、BS-Japan。
金曜深夜は、新日の中継とかぶりがちなので、基本BS-Japanで観てます。
今回の主人公もカッコいいですね。
今までの主人公、鋼牙は白いコート、今回の流牙は黒いコート。
対照的でいいと思います。
今回の舞台は、独立国家ボルシティ。
Wの風都同様、架空の都市に物語を限定するのは、いろいろと便利なことが多いので、
期待度大。この設定をどう生かすのか、楽しみに待ちましょう。
ヒロインは、今のところ2人。モデル系の魔戒法師と、邪美系の警察特殊部隊のリーダー。
後者のイメージは、ウルトラマンネクサスの西条凪にかぶりますね~。
今後どう物語に関わってくるのでしょうか。
結構予算も多く使ってるので、アクション、エキストラ、セット、CGなど
それなりに豪華になるはずです。
でもやっぱり鎧を着こんだ後の、CGアクションがやっぱり残念。
プロレスファンとしては、スーツアクターの生身のアクションのほうが魅力的に感じます。
ストーリーの面でも、主人公とその周辺のキャラのやりとりを中心とした大河ドラマに
なりそうですけど、GARO初期シリーズのような、人間の狂気をきちんと演出した
怖いドラマこそ、GAROの魅力だと思うんですけどね~。
そんな個人的な要望はともかく、毎週楽しみなドラマがあるのは幸せなこと。
最後まで期待してますよ~!!
金曜深夜は、新日の中継とかぶりがちなので、基本BS-Japanで観てます。
今回の主人公もカッコいいですね。
今までの主人公、鋼牙は白いコート、今回の流牙は黒いコート。
対照的でいいと思います。
今回の舞台は、独立国家ボルシティ。
Wの風都同様、架空の都市に物語を限定するのは、いろいろと便利なことが多いので、
期待度大。この設定をどう生かすのか、楽しみに待ちましょう。
ヒロインは、今のところ2人。モデル系の魔戒法師と、邪美系の警察特殊部隊のリーダー。
後者のイメージは、ウルトラマンネクサスの西条凪にかぶりますね~。
今後どう物語に関わってくるのでしょうか。
結構予算も多く使ってるので、アクション、エキストラ、セット、CGなど
それなりに豪華になるはずです。
でもやっぱり鎧を着こんだ後の、CGアクションがやっぱり残念。
プロレスファンとしては、スーツアクターの生身のアクションのほうが魅力的に感じます。
ストーリーの面でも、主人公とその周辺のキャラのやりとりを中心とした大河ドラマに
なりそうですけど、GARO初期シリーズのような、人間の狂気をきちんと演出した
怖いドラマこそ、GAROの魅力だと思うんですけどね~。
そんな個人的な要望はともかく、毎週楽しみなドラマがあるのは幸せなこと。
最後まで期待してますよ~!!
山口にウィザードとビースト、来る!
2013年3月31日 特撮・映画
今日は花見も兼ねて、維新公園の生協まつりを見物しに行きましたら、何とウィザードとビーストも来ていました。
仮面ライダーショー前の、撮影会だったようです。
ちびっ子たちと若いお母さんに大人気。
「かっこいいね~」とキャーキャーしてました。
写真はイマイチですが、実物はスーツの質感も高く、なかなかカッコよかったですよ。
仮面ライダーショー前の、撮影会だったようです。
ちびっ子たちと若いお母さんに大人気。
「かっこいいね~」とキャーキャーしてました。
写真はイマイチですが、実物はスーツの質感も高く、なかなかカッコよかったですよ。
ゴジラ映画の歴史がわかるレビュー動画
2013年3月12日 特撮・映画 コメント (2)http://www.youtube.com/user/godzillathonjapsub?feature=watch
思わず一気観してしまいました。
日本語字幕も的確。何といっても、このレビュアーにはゴジラ愛がありますね。
ツッコミどころもなかなか笑える。
ぜひ1から順に観てほしいです。
ゴジラ映画、また観たくなってきましたwww
思わず一気観してしまいました。
日本語字幕も的確。何といっても、このレビュアーにはゴジラ愛がありますね。
ツッコミどころもなかなか笑える。
ぜひ1から順に観てほしいです。
ゴジラ映画、また観たくなってきましたwww
Every man will be a king!
2013年1月22日 特撮・映画最近ハマっている「レ・ミゼラブル」の映画の歌詞の一部。
いい言葉ですね~。
人生では、誰もが自分の人生の王なんですよ。
いい言葉ですね~。
人生では、誰もが自分の人生の王なんですよ。
素晴らしき人間賛歌「レ・ミゼラブル」
2013年1月10日 特撮・映画 コメント (2)この物語は「人間賛歌」である。逆境にあっても必死にあるいは逞しく生きようと
する人々を描き、その中でも、最も困難な境遇で人の慈愛に救われ、正しく生きる
ことを決心した主人公を中心とする物語である。
宗教的訓話の側面がありながら、胡散臭さも説教臭さもないのは、人間や社会の醜い
部分を一方的に批判するのではなく、そういう負の部分もあるけどそれでも人間は
素晴らしいと賛美しているからである。まさにこの物語の魅力そのものだ。
宗教的というのは、テーマの一つとして『愛と贖罪』を取り上げている部分だ。
レ・ミゼラブルは宗教をテーマにした物語であり、ジャン・バルジャンという聖者の
人生の物語であると解釈することもできる。
キリストの教えで言う愛とは、神が人類に下さる愛のことで、見返りを求めない
「無償の愛」だ。わかりやすく言えば、その人のためになる行動やその人の幸せを
願う気持ち、と言い換えることができる。
この物語で描かれる愛でわかりやすいのは、冒頭の司教様の愛だろう。
司教様の愛に触れ、自らも正しく生きていこうと決心する主人公ジャン・バルジャン。
まさに宗教が本来果たすべき役割を描いているシーンだ。
主人公のコゼットへの愛も美しい。原作ではマリウスへの嫉妬も描かれるとのことだが、
最終的には娘の幸せを願う父親としてすべきことを全て果たし、マリウスに託した後
身を引く決断をする。愛を貫いて人生を終えるなら幸せであるという姿を描いているわけだ。
もう一つわかりやすいのは、エポニーヌのマリウスへの愛だ。あの悪党テナルディアの娘
とは思えない健気さと純朴さをマリウスに対して示す。そしてマリウスの幸せを願うあまり、
命を落とすことになってしまう。嫉妬や憎しみにはとらわれない愛の姿がここにある。
時として愛とは相容れないこともある「法」も、この物語では重要だ。
そもそも、お腹をすかした子供のために主人公がパンを盗んだことがこの物語の始まりだ。
「子供を思う愛が法を犯すことになるなら、正義はどこにある?」という問いかけも、
人と社会に関わる永遠のテーマだろう。
その法を具現化した存在が、もう1人の主人公ジャベールだ。慈悲や愛よりも法を絶対視
することで、正義を実現しようとする。しかし、ジャン・バルジャンのしてきたことに
触れるうち、法よりも大事なことがあるのではないかと疑問を感じるようになった自分
を許せず、神が禁じている自殺を行ってしまう。極めて象徴的なシーンだ。
西洋では、しばしば愛する家族のためなら法を犯してもよい、というプロットの物語が
作られるけど、そんな単純な問題ではない。パンを盗んで良いなら、盗まれたパン屋が
飢えて死んでも良いのか?ということになってしまう。娘への愛ゆえにファンティーヌが
堕ちていくことになるのは、いったい何が間違っていたのだろう。
そこで重要になってくるのが、もう一つのテーマ『贖罪』だ。自分の罪に気づき、
自分の生き方を変えようと努力し、犯した罪を償おうとすること。そうすることに
よって初めて人間は正しく生きることができるというのがキリスト教の教えだ。
「悔い改めよ、天国は近づいた」というのは聖書の一句だ。
ファンティーヌも自分の人生を振り返り、嘆くことでようやく救いを見出すことができた。
最後の願いは不幸にも叶わなかったが、信頼して娘を託すことができる人物に出会えたのだ。
そのジャン・バルジャンも、気付かなかったこと・意図したことではなかったこととは言え、
ファンティーヌを解雇し、不幸の原因の一端を作ってしまったことに気付いてしまう。
ファンティーヌのためにコゼットを幸せにすることが、彼の贖罪なのだ。
だからこそ、ジャン・バルジャンが死ぬ間際に司教様とファンティーヌに会うことは
必然なのだ。ジャン・バルジャンは彼ら二人からの赦しを求めていたのだから。
また、ジャン・バルジャンは赦しを与えるほうにも回る。ジャベールを解放した時に
かけた言葉は司教様が警官にかけたと同じ「職務を果たしただけだ」。
だがジャベールにとっての贖罪は、自らを罰することだった・・・
宗教の要素はまだほかにもある。
この物語の最大の疑問である、身分証も破り捨ててしまったみすぼらしい主人公が、
どうやって財を成し、市長に選ばれるまでになったのか、という点を考えよう。
銀の食器を元手にしたとはいえ、商売を始めるようになるには信頼が最も大事なもの
なのに、その信頼はゼロどころかマイナスからのスタートにも関わらず・・・だ。
「富める者はますます富を増やし、貧しき者は持っているわずかな物でさえ失うだろう」
と言うが、じゃあ貧しき者はどうすればいいのか?答えは、同じ聖書にある。
「求めよ、さらば与えられん」
これは施しを請えという意味ではない。得られるよう最善の努力を尽くしなさいと
いう意味だ。これは日本にも同じ意味の諺がある。「人事を尽くして天命を待つ」
愛に目覚め、今までの自分から生まれ変わろう・正しく生きようと決意し、努力を続けた
聖者には、神の祝福が与えられ、天運にも恵まれたということなのだろう。
しかし宗教的訓話らしくないところもある。
この物語の悪役ティナルディエだ。通常寓話などでは、欲深い悪役は罰が当たったり、
自らの欲で身を滅ぼしたりするのが一般的だ。物語の読み手にも「ざまあ見ろ」的な
カタルシスを与えることができるので、演出としてもしばしば用いられる。
ところがこの物語では、そのような手法は用いられてない。原作ではティナルディエの
その後についてどう描かれているのかは知らないが、ミュージカル版ではむしろ滑稽で
憎めない悪役のように見える。
それは、その欲深さのおかげでマリウスに真実が伝わるのを手助けする、という重要な
役割を果たしているからだ。禍福は糾える縄の如しというが、何が良いことで何が良く
ないことかは一見しただけではわからないということを伝えているとも解釈できる。
欲深い人間でも社会では何らかの役割がある、と言ったら言い過ぎだろうか。
そして何より、テナルディエも「逆境にあっても逞しく生きる人々」の1人なのだ。
自分を省みず、愛や贖罪からは程遠いこの人物も、この物語を魅力的にする要素の
一つなのだろう。
する人々を描き、その中でも、最も困難な境遇で人の慈愛に救われ、正しく生きる
ことを決心した主人公を中心とする物語である。
宗教的訓話の側面がありながら、胡散臭さも説教臭さもないのは、人間や社会の醜い
部分を一方的に批判するのではなく、そういう負の部分もあるけどそれでも人間は
素晴らしいと賛美しているからである。まさにこの物語の魅力そのものだ。
宗教的というのは、テーマの一つとして『愛と贖罪』を取り上げている部分だ。
レ・ミゼラブルは宗教をテーマにした物語であり、ジャン・バルジャンという聖者の
人生の物語であると解釈することもできる。
キリストの教えで言う愛とは、神が人類に下さる愛のことで、見返りを求めない
「無償の愛」だ。わかりやすく言えば、その人のためになる行動やその人の幸せを
願う気持ち、と言い換えることができる。
この物語で描かれる愛でわかりやすいのは、冒頭の司教様の愛だろう。
司教様の愛に触れ、自らも正しく生きていこうと決心する主人公ジャン・バルジャン。
まさに宗教が本来果たすべき役割を描いているシーンだ。
主人公のコゼットへの愛も美しい。原作ではマリウスへの嫉妬も描かれるとのことだが、
最終的には娘の幸せを願う父親としてすべきことを全て果たし、マリウスに託した後
身を引く決断をする。愛を貫いて人生を終えるなら幸せであるという姿を描いているわけだ。
もう一つわかりやすいのは、エポニーヌのマリウスへの愛だ。あの悪党テナルディアの娘
とは思えない健気さと純朴さをマリウスに対して示す。そしてマリウスの幸せを願うあまり、
命を落とすことになってしまう。嫉妬や憎しみにはとらわれない愛の姿がここにある。
時として愛とは相容れないこともある「法」も、この物語では重要だ。
そもそも、お腹をすかした子供のために主人公がパンを盗んだことがこの物語の始まりだ。
「子供を思う愛が法を犯すことになるなら、正義はどこにある?」という問いかけも、
人と社会に関わる永遠のテーマだろう。
その法を具現化した存在が、もう1人の主人公ジャベールだ。慈悲や愛よりも法を絶対視
することで、正義を実現しようとする。しかし、ジャン・バルジャンのしてきたことに
触れるうち、法よりも大事なことがあるのではないかと疑問を感じるようになった自分
を許せず、神が禁じている自殺を行ってしまう。極めて象徴的なシーンだ。
西洋では、しばしば愛する家族のためなら法を犯してもよい、というプロットの物語が
作られるけど、そんな単純な問題ではない。パンを盗んで良いなら、盗まれたパン屋が
飢えて死んでも良いのか?ということになってしまう。娘への愛ゆえにファンティーヌが
堕ちていくことになるのは、いったい何が間違っていたのだろう。
そこで重要になってくるのが、もう一つのテーマ『贖罪』だ。自分の罪に気づき、
自分の生き方を変えようと努力し、犯した罪を償おうとすること。そうすることに
よって初めて人間は正しく生きることができるというのがキリスト教の教えだ。
「悔い改めよ、天国は近づいた」というのは聖書の一句だ。
ファンティーヌも自分の人生を振り返り、嘆くことでようやく救いを見出すことができた。
最後の願いは不幸にも叶わなかったが、信頼して娘を託すことができる人物に出会えたのだ。
そのジャン・バルジャンも、気付かなかったこと・意図したことではなかったこととは言え、
ファンティーヌを解雇し、不幸の原因の一端を作ってしまったことに気付いてしまう。
ファンティーヌのためにコゼットを幸せにすることが、彼の贖罪なのだ。
だからこそ、ジャン・バルジャンが死ぬ間際に司教様とファンティーヌに会うことは
必然なのだ。ジャン・バルジャンは彼ら二人からの赦しを求めていたのだから。
また、ジャン・バルジャンは赦しを与えるほうにも回る。ジャベールを解放した時に
かけた言葉は司教様が警官にかけたと同じ「職務を果たしただけだ」。
だがジャベールにとっての贖罪は、自らを罰することだった・・・
宗教の要素はまだほかにもある。
この物語の最大の疑問である、身分証も破り捨ててしまったみすぼらしい主人公が、
どうやって財を成し、市長に選ばれるまでになったのか、という点を考えよう。
銀の食器を元手にしたとはいえ、商売を始めるようになるには信頼が最も大事なもの
なのに、その信頼はゼロどころかマイナスからのスタートにも関わらず・・・だ。
「富める者はますます富を増やし、貧しき者は持っているわずかな物でさえ失うだろう」
と言うが、じゃあ貧しき者はどうすればいいのか?答えは、同じ聖書にある。
「求めよ、さらば与えられん」
これは施しを請えという意味ではない。得られるよう最善の努力を尽くしなさいと
いう意味だ。これは日本にも同じ意味の諺がある。「人事を尽くして天命を待つ」
愛に目覚め、今までの自分から生まれ変わろう・正しく生きようと決意し、努力を続けた
聖者には、神の祝福が与えられ、天運にも恵まれたということなのだろう。
しかし宗教的訓話らしくないところもある。
この物語の悪役ティナルディエだ。通常寓話などでは、欲深い悪役は罰が当たったり、
自らの欲で身を滅ぼしたりするのが一般的だ。物語の読み手にも「ざまあ見ろ」的な
カタルシスを与えることができるので、演出としてもしばしば用いられる。
ところがこの物語では、そのような手法は用いられてない。原作ではティナルディエの
その後についてどう描かれているのかは知らないが、ミュージカル版ではむしろ滑稽で
憎めない悪役のように見える。
それは、その欲深さのおかげでマリウスに真実が伝わるのを手助けする、という重要な
役割を果たしているからだ。禍福は糾える縄の如しというが、何が良いことで何が良く
ないことかは一見しただけではわからないということを伝えているとも解釈できる。
欲深い人間でも社会では何らかの役割がある、と言ったら言い過ぎだろうか。
そして何より、テナルディエも「逆境にあっても逞しく生きる人々」の1人なのだ。
自分を省みず、愛や贖罪からは程遠いこの人物も、この物語を魅力的にする要素の
一つなのだろう。
「ホビット 思いがけない冒険」
2012年12月22日 特撮・映画三連休初日は映画鑑賞。ホビットの冒険三部作の一作目を観に行きました。
指輪三部作ファンにはたまらない!!
キャスト・音楽・風景や演出、どれとっても指輪三部作を思い起こさせる
よくできた映画です。監督も同じピータージャクソンで良かったと思います。
主人公はビルボでも、物語の中心はドワーフ達。
指輪ではドワーフのギムリは、割と三枚目的な描かれ方でしたけど、
ユーモラスな部分に加えて、誇り高いところ、頑固なところ、義に厚いところが
描かれていて、ドワーフファンも満足でしょう。
ドワーフの国の歴史、文化などもきちんと描かれてます。
パーティのドワーフ13人は区別つかなくても大丈夫。
リーダーの王様は目立ちますし、その人さえわかれば楽しめるようになってます。
コミカルなところも多く、指輪ほど悲壮感が漂ってないのも娯楽作品としては
良いところ。ただ、二作目・三作目がどうなるかは今のところわかりませんが、
いずれも3時間大作になるのなら、ちょっと冗長すぎるような気がします。
ま、そこは上手く時間を感じさせない良作品に仕上げてくれることを期待します。
ストーリーやツッコミどころを挙げるのも、ヤボでしょう。
ファンタジーファン、指輪ファン、特撮ファンなら必見の作品。
ぜひお楽しみあれ!
指輪三部作ファンにはたまらない!!
キャスト・音楽・風景や演出、どれとっても指輪三部作を思い起こさせる
よくできた映画です。監督も同じピータージャクソンで良かったと思います。
主人公はビルボでも、物語の中心はドワーフ達。
指輪ではドワーフのギムリは、割と三枚目的な描かれ方でしたけど、
ユーモラスな部分に加えて、誇り高いところ、頑固なところ、義に厚いところが
描かれていて、ドワーフファンも満足でしょう。
ドワーフの国の歴史、文化などもきちんと描かれてます。
パーティのドワーフ13人は区別つかなくても大丈夫。
リーダーの王様は目立ちますし、その人さえわかれば楽しめるようになってます。
コミカルなところも多く、指輪ほど悲壮感が漂ってないのも娯楽作品としては
良いところ。ただ、二作目・三作目がどうなるかは今のところわかりませんが、
いずれも3時間大作になるのなら、ちょっと冗長すぎるような気がします。
ま、そこは上手く時間を感じさせない良作品に仕上げてくれることを期待します。
ストーリーやツッコミどころを挙げるのも、ヤボでしょう。
ファンタジーファン、指輪ファン、特撮ファンなら必見の作品。
ぜひお楽しみあれ!
けっこう良くできていた自主制作動画だったので、ご紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=yjlAy8ceP38
http://www.youtube.com/watch?v=W5YqZFMrPsI
http://www.youtube.com/watch?v=32NBkbY50wU
実は、自分も高校時代に映研の特オタとともに、宇宙刑事ギャバンの自主制作映画を撮ったことがあって、こういうのを観るのは好きなんですね~。
当時は8mmフィルムで撮影してて、フィルムを釘でひっかいてビームなどの特殊効果を作ってました。その時代に比べると、ずっと動画をつくりやすくなっていると思います。羨ましいですね!
コスチュームの製作技術も進んでいます。
こちらのコスチュームの完成度はすばらしかった!
http://www.youtube.com/watch?v=S6TjIvSMaK8
http://www.youtube.com/watch?v=yjlAy8ceP38
http://www.youtube.com/watch?v=W5YqZFMrPsI
http://www.youtube.com/watch?v=32NBkbY50wU
実は、自分も高校時代に映研の特オタとともに、宇宙刑事ギャバンの自主制作映画を撮ったことがあって、こういうのを観るのは好きなんですね~。
当時は8mmフィルムで撮影してて、フィルムを釘でひっかいてビームなどの特殊効果を作ってました。その時代に比べると、ずっと動画をつくりやすくなっていると思います。羨ましいですね!
コスチュームの製作技術も進んでいます。
こちらのコスチュームの完成度はすばらしかった!
http://www.youtube.com/watch?v=S6TjIvSMaK8
映画「アルゴ」の感想
2012年11月27日 特撮・映画先週末観た映画の感想です。
特撮モノ・・・ではないのですが、全く関係ないわけでもありません・・・
非常に面白かったので、こちらにも転載します。
この映画は、実話の1979年のイランアメリカ大使館人質事件を描く。
序盤は、事件の背景・世界情勢をマンガで描写される。どこかであったな、
こんなはじまりの映画。この頃は子供だったし、事件も覚えてないけど、
世界は自分で気づくよりずっと昔からカオスだったというわけだ。
ストーリーの詳細はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カナダの策謀
映画として観ると、ここまでハラハラさせられた映画は無かったと思う。
主人公も他のメンバーも普通の人だし、軍隊の前では非力だ。
捕まったら最後、尋問されて処刑という、現実の危険が常につきまとう。
映画を観ているこちらは、ハリウッドのスタジオのハゲとデブのおっさんが
ユーモラスで、作品の緊張感を和らげてホッと一息つけるのだけど、結局
そこもピンチを演出するのに、一役買ってしまう。この作り方がうまい。
実際はかなりリアリティにこだわったところもあると思うし、70年代を見事に
スクリーン上で再現させたところも良かった。ああ、あんなファッションや
ヘアスタイルだったよね。
主演・監督はベン・アフレック。カッコよかったし、冷静だけど、人を
見捨てることができない温かい気持ちのある主人公をうまく演じていた。
フィクションのアクション映画などでは悪役になりがちなCIAや政府機関だけど、
国民のために人知れず活動している、という本来の役割がきちんと表現されている
ところも良かったと思う。
とても良くできた映画だった。
特撮モノ・・・ではないのですが、全く関係ないわけでもありません・・・
非常に面白かったので、こちらにも転載します。
この映画は、実話の1979年のイランアメリカ大使館人質事件を描く。
序盤は、事件の背景・世界情勢をマンガで描写される。どこかであったな、
こんなはじまりの映画。この頃は子供だったし、事件も覚えてないけど、
世界は自分で気づくよりずっと昔からカオスだったというわけだ。
ストーリーの詳細はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カナダの策謀
映画として観ると、ここまでハラハラさせられた映画は無かったと思う。
主人公も他のメンバーも普通の人だし、軍隊の前では非力だ。
捕まったら最後、尋問されて処刑という、現実の危険が常につきまとう。
映画を観ているこちらは、ハリウッドのスタジオのハゲとデブのおっさんが
ユーモラスで、作品の緊張感を和らげてホッと一息つけるのだけど、結局
そこもピンチを演出するのに、一役買ってしまう。この作り方がうまい。
実際はかなりリアリティにこだわったところもあると思うし、70年代を見事に
スクリーン上で再現させたところも良かった。ああ、あんなファッションや
ヘアスタイルだったよね。
主演・監督はベン・アフレック。カッコよかったし、冷静だけど、人を
見捨てることができない温かい気持ちのある主人公をうまく演じていた。
フィクションのアクション映画などでは悪役になりがちなCIAや政府機関だけど、
国民のために人知れず活動している、という本来の役割がきちんと表現されている
ところも良かったと思う。
とても良くできた映画だった。
ギャバン本、買ったった~!
2012年11月22日 特撮・映画 コメント (2)
衝動買いしてしまいました!1枚目の写真です。
旧宇宙刑事三部作+ジャスピオン+スピルバンの解説本と、見損ねたギャバンthe movieの解説本。DVD買うまではこれで我慢します~。
いや~、ギャバンはやっぱかっこいいです。
30年前の大葉さんと現在の大葉さんを見比べても楽しい。
旧作の解説本は、デザイン原画も多くてマル。スチール写真も時代を感じさせます。
各エピソードの解説や登場モンスターのデザイン原画などがあって、データ集としてもなかなかだと思います。
2枚目の写真は、昔買った解説本。
ギャバン関連グッズはこれしか持ってなかったんです。
こちらはカラーページ少な目ですが、インタビュー記事や解説記事も多くて、かなり読み応えがあります。
でも、今回買った2冊は、キラキラしたギャバンが写った写真も多くて観て楽しい。
3枚目はWの解説本2冊。W関連はこれ2冊があれば満足です。
これもキラキラしてカッコいいですよ~!
旧宇宙刑事三部作+ジャスピオン+スピルバンの解説本と、見損ねたギャバンthe movieの解説本。DVD買うまではこれで我慢します~。
いや~、ギャバンはやっぱかっこいいです。
30年前の大葉さんと現在の大葉さんを見比べても楽しい。
旧作の解説本は、デザイン原画も多くてマル。スチール写真も時代を感じさせます。
各エピソードの解説や登場モンスターのデザイン原画などがあって、データ集としてもなかなかだと思います。
2枚目の写真は、昔買った解説本。
ギャバン関連グッズはこれしか持ってなかったんです。
こちらはカラーページ少な目ですが、インタビュー記事や解説記事も多くて、かなり読み応えがあります。
でも、今回買った2冊は、キラキラしたギャバンが写った写真も多くて観て楽しい。
3枚目はWの解説本2冊。W関連はこれ2冊があれば満足です。
これもキラキラしてカッコいいですよ~!
ギャバンthe movie見損ねた~!!
2012年11月16日 特撮・映画今日が最終日だったそうです・゚・(ノД`)・゚・
http://cinesqu.com/mov_htmls/335745559.htm
ギャバンVSゴーカイジャーの時は、平日夜8時からの上映があったので、仕事を早めに切り上げてから観に行って、嫁さんには「仕事が遅くなって~www」みたいなことができたのですが、フォーゼの映画以降、夕方の最終上映になってしまったので、観に行くチャンスがありませんでした・・・
ま、どうせDVD買うから、いっか・・・
ゴーバスターズの時も、一条寺烈が出なかったら、テンション下がってしまったんですよね~。
今夜は、嫁さんもいないし、VSゴーカイジャーのDVDでも観ながら、深酒することにしましょう!
明日は、用事で福岡入りするので、間に合えばYSに行きますよ~!!
http://cinesqu.com/mov_htmls/335745559.htm
ギャバンVSゴーカイジャーの時は、平日夜8時からの上映があったので、仕事を早めに切り上げてから観に行って、嫁さんには「仕事が遅くなって~www」みたいなことができたのですが、フォーゼの映画以降、夕方の最終上映になってしまったので、観に行くチャンスがありませんでした・・・
ま、どうせDVD買うから、いっか・・・
ゴーバスターズの時も、一条寺烈が出なかったら、テンション下がってしまったんですよね~。
今夜は、嫁さんもいないし、VSゴーカイジャーのDVDでも観ながら、深酒することにしましょう!
明日は、用事で福岡入りするので、間に合えばYSに行きますよ~!!
仮面ライダー電王VS仮面ライダースカル
2012年9月8日 特撮・映画 コメント (2)噂の映画観てきました~!!
人気漫画の実写映画化なんで、正直がっかりすることも覚悟してたけど、概ね良かった
と思います。
電王の中の人は龍馬伝の以蔵役ですっかり見直しましたけど、今回は優男と人斬りの
人格をうまく演じ分けてたと思います。セリフ回しはまだまだ未熟ですが、今後も
期待できる俳優さんだと思います。
アクションもなかなか良かった。ジャンプ的な闘いの演出がなされるかと思ったけど、
その心配は杞憂でした。GOEMONとかSHINOBIとかあずみとががっかりチャンバラ映画
は多かったのですが、スピード感のある殺陣をうまく見せていたと思います。
今度は牙狼の中の人とチャンバラしてほしいですね~。
剣無しでの戦いも良かった。修羅の刻もこの人で実写化されないかな~・・・
スカルの中の人はかっこえぇ~~~!!!
今回は殺人狂的な悪役。目もCGで加工してたのかな?怖かったです。
龍馬伝の弥太郎役の人も、はっちゃけぶりが最高です。
こんな役をテンション高くやれるのは、この人か竹中直人くらいのものでしょう。
主人公と悪役二人、そしてアクションがこの映画の一番のみどころですよ。
惜しかったのは、喧嘩屋の人のエピソードが省かれていた点。
ここはしっかり描いてほしかったなぁ~・・・
ただこの人のバトルっぷりは良かった。決め技はジャーマンwww
少年剣士も、あんな子供を実写で見てしまうとウザいだけだなあ。
あんまり出番なくて良かったと思います。
アクションで残念だったのは、抜刀術の構え。観た瞬間ずっこけてしまった。
思いっきり剣が相手に見えてますけど・・・!
抜刀術は、剣を身体に隠して相手に剣の長さを悟らせないようにするのが基本。
もう少し理を魅せてほしかったな。
最低なのがヒロイン二人。とにかくメインヒロインは可愛くない。。。
特に最後の対決のときのセリフが長々とウザいだけ。長いセリフは可愛ければ許される
けど、そうでなければ逆効果。目が大きいだけじゃ、役者は務まらない。
さらに、和服での所作が全然ダメ。時代劇の登場人物なら、もっと美しく歩かないと!
剣術の師範代でもあるわけだし。
サブヒロインの女優さんは好きな女優さんだし、演技もいいと思うけど、あの役には
似合わない。メイクでキツネ目にしているけど、もともとこの人は狸顔。
まだ、こっちがメインヒロインのほうが良かったかも。
妄想を許してもらえれば、メインヒロインは龍馬伝のおさなさんの中の人、
サブヒロインはマリバロンの中の人(ただし年齢はあの時のままで)に
やってもらいたいものだった・・・!
多分続編も作られると思う。ヒロイン交代を強く希望しながら、待つとしよう。
人気漫画の実写映画化なんで、正直がっかりすることも覚悟してたけど、概ね良かった
と思います。
電王の中の人は龍馬伝の以蔵役ですっかり見直しましたけど、今回は優男と人斬りの
人格をうまく演じ分けてたと思います。セリフ回しはまだまだ未熟ですが、今後も
期待できる俳優さんだと思います。
アクションもなかなか良かった。ジャンプ的な闘いの演出がなされるかと思ったけど、
その心配は杞憂でした。GOEMONとかSHINOBIとかあずみとががっかりチャンバラ映画
は多かったのですが、スピード感のある殺陣をうまく見せていたと思います。
今度は牙狼の中の人とチャンバラしてほしいですね~。
剣無しでの戦いも良かった。修羅の刻もこの人で実写化されないかな~・・・
スカルの中の人はかっこえぇ~~~!!!
今回は殺人狂的な悪役。目もCGで加工してたのかな?怖かったです。
龍馬伝の弥太郎役の人も、はっちゃけぶりが最高です。
こんな役をテンション高くやれるのは、この人か竹中直人くらいのものでしょう。
主人公と悪役二人、そしてアクションがこの映画の一番のみどころですよ。
惜しかったのは、喧嘩屋の人のエピソードが省かれていた点。
ここはしっかり描いてほしかったなぁ~・・・
ただこの人のバトルっぷりは良かった。決め技はジャーマンwww
少年剣士も、あんな子供を実写で見てしまうとウザいだけだなあ。
あんまり出番なくて良かったと思います。
アクションで残念だったのは、抜刀術の構え。観た瞬間ずっこけてしまった。
思いっきり剣が相手に見えてますけど・・・!
抜刀術は、剣を身体に隠して相手に剣の長さを悟らせないようにするのが基本。
もう少し理を魅せてほしかったな。
最低なのがヒロイン二人。とにかくメインヒロインは可愛くない。。。
特に最後の対決のときのセリフが長々とウザいだけ。長いセリフは可愛ければ許される
けど、そうでなければ逆効果。目が大きいだけじゃ、役者は務まらない。
さらに、和服での所作が全然ダメ。時代劇の登場人物なら、もっと美しく歩かないと!
剣術の師範代でもあるわけだし。
サブヒロインの女優さんは好きな女優さんだし、演技もいいと思うけど、あの役には
似合わない。メイクでキツネ目にしているけど、もともとこの人は狸顔。
まだ、こっちがメインヒロインのほうが良かったかも。
妄想を許してもらえれば、メインヒロインは龍馬伝のおさなさんの中の人、
サブヒロインはマリバロンの中の人(ただし年齢はあの時のままで)に
やってもらいたいものだった・・・!
多分続編も作られると思う。ヒロイン交代を強く希望しながら、待つとしよう。
日本よ、これが映画だ
2012年8月25日 特撮・映画悪名高いキャッチコピーのこの映画を観てきました。
(以下ネタバレあり。観に行く予定の人はこれ以上読まないことをオススメします)
アメコミヒーローを使った戦隊ものって感じでした。
戦隊ものの王道もあり、日本には絶対無理だけどアメリカならではという要素もあり、
なかなか面白かったです。
同じようなチームヒーローとしてX-MENがあるけれど、あれはあんまり戦隊ものという
ことを意識せずにすみましたが、こちらはかなり日本の特撮に影響を受けている点が
見受けられます。
・なんと言っても「クライシス要塞」!
・ザコ的な戦闘員をバッタバッタと倒していくところ。
・派手な爆発
・チーム揃ってキメポーズ。見栄をきったり名乗りを上げたりは無いですが。
逆にチームメンバーの能力差が大きすぎて思い切り不平等なところ、
チーム結成前からハデにメンバー同士が仲たがいするところなんてのは
アメリカならではだと思います。アメリカ人は自己主張が強いからwww
「日本(の特撮ファン)よ、これが(アメリカの特撮戦隊)映画だ!」
とキャッチコピーを脳内補完して楽しんで下さい。
クレジットロールが終わった後もひとコマありますけど、あれで笑えるのかな、
アメリカ人は・・・
(以下ネタバレあり。観に行く予定の人はこれ以上読まないことをオススメします)
アメコミヒーローを使った戦隊ものって感じでした。
戦隊ものの王道もあり、日本には絶対無理だけどアメリカならではという要素もあり、
なかなか面白かったです。
同じようなチームヒーローとしてX-MENがあるけれど、あれはあんまり戦隊ものという
ことを意識せずにすみましたが、こちらはかなり日本の特撮に影響を受けている点が
見受けられます。
・なんと言っても「クライシス要塞」!
・ザコ的な戦闘員をバッタバッタと倒していくところ。
・派手な爆発
・チーム揃ってキメポーズ。見栄をきったり名乗りを上げたりは無いですが。
逆にチームメンバーの能力差が大きすぎて思い切り不平等なところ、
チーム結成前からハデにメンバー同士が仲たがいするところなんてのは
アメリカならではだと思います。アメリカ人は自己主張が強いからwww
「日本(の特撮ファン)よ、これが(アメリカの特撮戦隊)映画だ!」
とキャッチコピーを脳内補完して楽しんで下さい。
クレジットロールが終わった後もひとコマありますけど、あれで笑えるのかな、
アメリカ人は・・・
ファンタジーバトル大作「スノーホワイト」(ネタバレあり)
2012年7月17日 特撮・映画この連休中観た映画です。
賛否両論ありのバトル映画に改変された白雪姫ですけど、ファンタジーゲーム好きに
とってはなかなか面白映画になっているのではないでしょうか。
以下ストーリーの詳細です。
<ストーリー>(自分の脳内補完あり、記憶違いもあるかも)
物語の序盤は白雪姫のまま。違う点は、王子様的ポジションに幼馴染の公爵の息子。
スノーは王女様で、この物語には王国が一つしか出てこないので、ロマンスの相手が王子様
ではモラル的によろしくないのだ。ま、別に隣の王国の王子でも良かったんだろうけど。
スノーが小さい頃、スノーの実母である王妃が亡くなり、失望した王様は闇の軍勢の捕虜
となっていた美しい女に惚れてしまい、新たに妃とする。しかし実は彼女は闇の軍勢を
総べる魔女であり、初夜に王を殺害し、闇の軍勢をお城に招き入れ、女王として王国を
支配するようになる。スノーはお城の塔に幽閉されたまま成長し、公爵は自分の城で
領民を守りながら女王に抵抗を続けていた、という感じで本編がスタートする。
魔女の魔法の源は美しい女の若さで、美しい女性を捕えては若さを吸い取り、自身を
若返らせる。それを知ったスノーは脱獄を決意し、牢番をうまくだまして城から逃げ出す。
魔女はどうしたらこの若さを永遠のものにできるか、鏡に問いかけると「最も美しい乙女、
スノーの心臓を食べることだ」と言う。
だけどそれを知ったのは、スノーが脱獄した後だった!!
スノーの追っ手に凄腕のハンターが選ばれる。彼の妻は闇の軍勢に殺されたのだけど、
女王の魔法なら蘇らせることができる、とだましてスノーを追跡させる。
しかし、ハンターはスノーを見つけるとあっさりスノー側に寝返る。
ま、追っ手のリーダーである魔女の弟が「偉大な女王様でも死者を甦らせるのはできん」
などとバラすからだ。
公爵様なら女王の軍勢に対抗できるかも、と二人は公爵領に向かう。
この辺は、指輪物語チックだ。
一方公爵の息子は単独行動で、スノー探索に向かう。
途中追っ手の一団を見つけ、傭兵として追っ手の一団に加わる。
スノーとハンターの二人は、途中顔に傷のある女ばかりの村で休息をとる。
顔に傷のある醜い女は、女王に狙われずにすむからだ。村人からスノーが王女と聞いて
動揺するハンター。面倒なことになったと思い、夜中に逃げ出すハンター。
しかし追っ手の一団に襲撃され、村は焼け落ちる。その火に気付いて引き返すハンター。
危機一髪スノーを救いだし(実は公爵の息子の手助けもあったのだが)、旅を続ける二人。
この辺は、スターウォーズのハン・ソロそっくり。
公爵領に行くには、黒の森という不思議な森を抜けなければならない。
その入り口で森の番人たる(なぜか)8人のドワーフと知り合う。
この不思議な森が、唯一乙女チックなファンタジーの雰囲気。鳥や蝶、妖精が飛び交い、
森の主の白いヘラジカがスノーを祝福する。
しかし、その平穏も追っ手の一団によって破られる。激しい戦闘になり、中ボスの
魔女の弟と対決。魔女の弟も不死体質なのだけど、ハンターは魔女の弟を切り株に
串刺しにして動けなくする。魔女と弟はリンクしているらしいが、魔女の魔力が切れ
かかっているため(美しい女性が少なくなっているから)あっさり見殺しにされる。
この戦いでドワーフが1人死ぬ。だから最初は8人だったのだ!
追っ手の一団に潜入していた公爵の息子もここで仲間になる。
さらに旅は続く。魔女は最後の魔力を振り絞ってカラスの大群に変身、スノーを追う。
一行は雪山の(もしくは冬になって降雪した)場面。ますます指輪チックだ。
あっちにもサルマンがカラスの大群を差し向けたり、雪山の場面があった。
雪の中で野営中、なぜか公爵の息子とスノーが二人きり。ロマンチックな雰囲気で
思わずキスをする。慌ててスノーが取り繕うが、キザに昔の思い出を語りだす公爵息子。
昔リンゴの木に登って食べたよね、と言ってリンゴを出す。この時点で観客にはわかって
しまうが、そこは物語通り、リンゴを食べて苦しむスノー。正体を明かす魔女。
なぜか勝ち誇って「私の闇の魔法を打ち砕くのがお前の生き血なら、私の闇の魔法を
完成させるのもお前の乙女の血」などと、口走ってしまう!壮大なネタバレだ!
心臓をくりぬこうとする魔女。そこへヒーロー見参!ハンターと公爵息子が魔女を
追い払う。この間ドワーフ達の姿は全く無し。寒さに弱いのか、地下に潜っていたのか?
命からがら城に逃げ帰る魔女。息も絶え絶え、顔にも醜いしわが増え、苦しそうだ。
だが、なんとかエネルギー(つまり若い女性)を補給して若返る魔女。
いよいよ山場、ラストバトルに備えているのか?
一行はスノーをなんとか治療しようとする。公爵息子のキスも空しく息絶えるスノー。
公爵領の教会の広間に静置されるスノーに対し、一人愛をささやくハンター。
そして死体?にキスして、広間を去る。
翌朝、今からどうするかを激論する公爵様と息子。そこに生き返ったスノーが!
驚きもせず、不思議にも思わず、恐がりもせず、単に喜びあう皆の衆。
「魔女の呪いが解けたのだ!」で皆納得。
ま、魔女はスノーを殺したら自分の目的が果たせなくなるわけだし、抵抗できなく
した上で心臓をくりぬくという手順を予定してたと考えたら、単に金縛りか仮死状態
にする魔法だったのだろう。持続時間も長い必要は無い。
さらにスノーが皆の衆に演説を始める。「今こそ戦うのです!」
かくして鎧を身にまとった戦う乙女の誕生だ。
騎士を500騎ほど率いて魔女の城に向かう。公爵領に来るまではあんなに長旅だった
のに、馬ならあっと言う間だ。残念ながら、指輪物語第三部「王の帰還」で見られた
ようなカッコいい攻城兵器は全く無し。騎馬だけでどうやって城を落とすかと言えば、
腕のよい鉱夫であるドワーフ達が城の水路を抜けて侵入し、門を開けるという算段。
作戦らしい作戦はこれだけだ。
城は入り江の先端の岬にあるような感じ。だから近づくのに身を隠すところは無いし、
ただ海岸を全力で駆け抜けるしか無い。
一方迎え撃つ闇の軍勢は、城からカタパルトやトレブクト(トレビュシェット)で
火弾を打ち出す。火をつけた岩が着地とともに爆発するわけないけど、そこは映画、
あちこち爆発しながら海岸を駆け抜ける鎧騎士たちの姿がカッコいいのでOKだ。
このへんはむしろ仮面ライダー的でさえある。
近づいても門はなかなか開かない。油や矢を浴びせかけられ、苦戦する騎士たち。
そこでようやくドワーフ達が門を開けるのに成功し、騎士たちは一斉になだれ込む。
戦闘の見せ場はまだまだ続く。門に入ると今度はその門を封じられないよう、
盾部隊が陣を組む。その後ろの隙間から次々と騎士たちが城内に入ってくる。
このビジュアルは、なかなか新鮮だった。
盾部隊の活躍はレッドクリフにもあったけど、これはその西洋版だ。
城内では乱戦。それを尻目に、女王の間に単独で侵入するスノー。
いよいよラスボスとの対決だ。
女騎士と魔女の対決。魔女はMPを回復したばかり。片や、女騎士は少女時代から塔に
幽閉されているわけで、体力も技術も無い。その差は歴然。あっという間に組み伏せられる。
ヒーロー達も、倒しても倒しても甦る本性を現した闇の軍勢に押されている。絶体絶命だ!
「お前の父は、私を王国に招き入れて皆に死をもたらした。お前は、この騎士たちを
死の戦いに導いた。親子ともに不幸よの~」みたいなことを言って勝ち誇る魔女。
しかし、グッと腹に突き刺さる短刀。不死のはずなのに何故?
「お前の闇の魔法を打ち砕くのは私の生き血!」と高ぶるスノー。
おそらくは、短刀の刀身を手で握ったまま魔女の腹に突き立てたようだ。
短刀を引き抜こうとする魔女だが、スノーはさらにそれを押し込む。
魔女は、次第に力が弱くなり顔がどんどん老けていく。闇の軍勢も砕け散っていく。
スノーが勝ったのだ。
戦いが終わり、スノーは女王に即位した。
万歳三唱を唱える皆の衆。会場の中にハンターの姿を見て微笑むスノー。
何と、この映画は三部作の第一部となる予定だとか。魔女は甦るんだろうな・・・
続編作られるのか?それともライラの冒険のように中断してしまうのか?
<感想>
第一印象は、スターウォーズや指輪物語が好きな人が、白雪姫をヒントにRPGのシナリオ
書いたらこうなるだろうな、って感じ。自分もそうだから。
随所にこれまでの色んな映画を連想させるシーンが入っているし、展開もゲーム的だ。
その点自体は悪いことではないし、娯楽作品としてはOKだと思う。
やっぱり、最大の欠点は・・・ヒロインが可愛くないところだろう。
いや、女優さんは多分普通に見れば綺麗だと思うけど、魔女が美しすぎて存在感が
ありすぎて、魔女が羨ましがるほどの美女というには、やっぱり残念なのだ。
戦う美女としては、「ジャンヌダルク」や「バイオハザード」のミラ・ジョボビッチや
「キングアーサー」のキーラ・ナイトレイが印象的だったけど、最も美しい乙女とか
言うなら、それ以上のものを期待してしまうものだ。
見どころは特撮、と言うよりCG。魔女がどんどん若返ったり老けたりするシーン。
カラスの大群に変身したり戻ったりするシーン。闇の軍勢の正体は、黒いガラスの破片の
集まりみたいなやつで、割れたり復元したり。最近の映画のCG技術はホントすごい。
モンスターは旅の途中で出会うトロールのみ。少々物足りない気もするが、それくらいが
ちょうど良いのかも。
そして合戦シーン。鎧姿の騎士はやっぱりカッコいいし、騎馬も馬用鎧で固めている。
それがスピーディに走り回ったりアクションしたり。
もう一人の主人公、ハンターは革鎧姿でメインの武器は斧と、他の騎士達とは一味違う。
投げ斧も使う。剣を主に使う主人公の映画が多い中、これは意外に新鮮だった。
ドワーフ達は、つるはしがメインの武器。指輪物語のギムリと違って、ホビット達に
近い感じの描かれ方だ。
合戦シーンは上出来だが、個人戦がイマイチだった。ハンターや公爵息子の活躍の場も
もう少しあっても良かったんじゃないかな。
女の戦いは、あまり見応えは無かった。ま、マトリックスのようにバシバシアクション
されても不自然だし、あれはしょうがない。だからこそその分もっと男たちが戦いの場で
活躍してほしかった。
魔女は勝ち誇るのが早すぎ。そのせいで弱点まで自らバラしてしまうし。
戦う相手の生き血が弱点なのだからタイマンも避けるべきなのに、相手の流血すら構わず
ビシバシ打撃してダメージを与えるし。魔女ならもっと計算高くやらないと。
尺は2時間ちょっとで、長すぎず、娯楽作品としてはちょうど良い。
公爵領にたどり着くまでが長すぎて、それからがあっという間の展開だったけど、
これ以上長くするのはかえって良くないはず。
指輪物語三部作の完成度には遠く及ばないけど、そこそこ楽しい映画だと思います。
賛否両論ありのバトル映画に改変された白雪姫ですけど、ファンタジーゲーム好きに
とってはなかなか面白映画になっているのではないでしょうか。
以下ストーリーの詳細です。
<ストーリー>(自分の脳内補完あり、記憶違いもあるかも)
物語の序盤は白雪姫のまま。違う点は、王子様的ポジションに幼馴染の公爵の息子。
スノーは王女様で、この物語には王国が一つしか出てこないので、ロマンスの相手が王子様
ではモラル的によろしくないのだ。ま、別に隣の王国の王子でも良かったんだろうけど。
スノーが小さい頃、スノーの実母である王妃が亡くなり、失望した王様は闇の軍勢の捕虜
となっていた美しい女に惚れてしまい、新たに妃とする。しかし実は彼女は闇の軍勢を
総べる魔女であり、初夜に王を殺害し、闇の軍勢をお城に招き入れ、女王として王国を
支配するようになる。スノーはお城の塔に幽閉されたまま成長し、公爵は自分の城で
領民を守りながら女王に抵抗を続けていた、という感じで本編がスタートする。
魔女の魔法の源は美しい女の若さで、美しい女性を捕えては若さを吸い取り、自身を
若返らせる。それを知ったスノーは脱獄を決意し、牢番をうまくだまして城から逃げ出す。
魔女はどうしたらこの若さを永遠のものにできるか、鏡に問いかけると「最も美しい乙女、
スノーの心臓を食べることだ」と言う。
だけどそれを知ったのは、スノーが脱獄した後だった!!
スノーの追っ手に凄腕のハンターが選ばれる。彼の妻は闇の軍勢に殺されたのだけど、
女王の魔法なら蘇らせることができる、とだましてスノーを追跡させる。
しかし、ハンターはスノーを見つけるとあっさりスノー側に寝返る。
ま、追っ手のリーダーである魔女の弟が「偉大な女王様でも死者を甦らせるのはできん」
などとバラすからだ。
公爵様なら女王の軍勢に対抗できるかも、と二人は公爵領に向かう。
この辺は、指輪物語チックだ。
一方公爵の息子は単独行動で、スノー探索に向かう。
途中追っ手の一団を見つけ、傭兵として追っ手の一団に加わる。
スノーとハンターの二人は、途中顔に傷のある女ばかりの村で休息をとる。
顔に傷のある醜い女は、女王に狙われずにすむからだ。村人からスノーが王女と聞いて
動揺するハンター。面倒なことになったと思い、夜中に逃げ出すハンター。
しかし追っ手の一団に襲撃され、村は焼け落ちる。その火に気付いて引き返すハンター。
危機一髪スノーを救いだし(実は公爵の息子の手助けもあったのだが)、旅を続ける二人。
この辺は、スターウォーズのハン・ソロそっくり。
公爵領に行くには、黒の森という不思議な森を抜けなければならない。
その入り口で森の番人たる(なぜか)8人のドワーフと知り合う。
この不思議な森が、唯一乙女チックなファンタジーの雰囲気。鳥や蝶、妖精が飛び交い、
森の主の白いヘラジカがスノーを祝福する。
しかし、その平穏も追っ手の一団によって破られる。激しい戦闘になり、中ボスの
魔女の弟と対決。魔女の弟も不死体質なのだけど、ハンターは魔女の弟を切り株に
串刺しにして動けなくする。魔女と弟はリンクしているらしいが、魔女の魔力が切れ
かかっているため(美しい女性が少なくなっているから)あっさり見殺しにされる。
この戦いでドワーフが1人死ぬ。だから最初は8人だったのだ!
追っ手の一団に潜入していた公爵の息子もここで仲間になる。
さらに旅は続く。魔女は最後の魔力を振り絞ってカラスの大群に変身、スノーを追う。
一行は雪山の(もしくは冬になって降雪した)場面。ますます指輪チックだ。
あっちにもサルマンがカラスの大群を差し向けたり、雪山の場面があった。
雪の中で野営中、なぜか公爵の息子とスノーが二人きり。ロマンチックな雰囲気で
思わずキスをする。慌ててスノーが取り繕うが、キザに昔の思い出を語りだす公爵息子。
昔リンゴの木に登って食べたよね、と言ってリンゴを出す。この時点で観客にはわかって
しまうが、そこは物語通り、リンゴを食べて苦しむスノー。正体を明かす魔女。
なぜか勝ち誇って「私の闇の魔法を打ち砕くのがお前の生き血なら、私の闇の魔法を
完成させるのもお前の乙女の血」などと、口走ってしまう!壮大なネタバレだ!
心臓をくりぬこうとする魔女。そこへヒーロー見参!ハンターと公爵息子が魔女を
追い払う。この間ドワーフ達の姿は全く無し。寒さに弱いのか、地下に潜っていたのか?
命からがら城に逃げ帰る魔女。息も絶え絶え、顔にも醜いしわが増え、苦しそうだ。
だが、なんとかエネルギー(つまり若い女性)を補給して若返る魔女。
いよいよ山場、ラストバトルに備えているのか?
一行はスノーをなんとか治療しようとする。公爵息子のキスも空しく息絶えるスノー。
公爵領の教会の広間に静置されるスノーに対し、一人愛をささやくハンター。
そして死体?にキスして、広間を去る。
翌朝、今からどうするかを激論する公爵様と息子。そこに生き返ったスノーが!
驚きもせず、不思議にも思わず、恐がりもせず、単に喜びあう皆の衆。
「魔女の呪いが解けたのだ!」で皆納得。
ま、魔女はスノーを殺したら自分の目的が果たせなくなるわけだし、抵抗できなく
した上で心臓をくりぬくという手順を予定してたと考えたら、単に金縛りか仮死状態
にする魔法だったのだろう。持続時間も長い必要は無い。
さらにスノーが皆の衆に演説を始める。「今こそ戦うのです!」
かくして鎧を身にまとった戦う乙女の誕生だ。
騎士を500騎ほど率いて魔女の城に向かう。公爵領に来るまではあんなに長旅だった
のに、馬ならあっと言う間だ。残念ながら、指輪物語第三部「王の帰還」で見られた
ようなカッコいい攻城兵器は全く無し。騎馬だけでどうやって城を落とすかと言えば、
腕のよい鉱夫であるドワーフ達が城の水路を抜けて侵入し、門を開けるという算段。
作戦らしい作戦はこれだけだ。
城は入り江の先端の岬にあるような感じ。だから近づくのに身を隠すところは無いし、
ただ海岸を全力で駆け抜けるしか無い。
一方迎え撃つ闇の軍勢は、城からカタパルトやトレブクト(トレビュシェット)で
火弾を打ち出す。火をつけた岩が着地とともに爆発するわけないけど、そこは映画、
あちこち爆発しながら海岸を駆け抜ける鎧騎士たちの姿がカッコいいのでOKだ。
このへんはむしろ仮面ライダー的でさえある。
近づいても門はなかなか開かない。油や矢を浴びせかけられ、苦戦する騎士たち。
そこでようやくドワーフ達が門を開けるのに成功し、騎士たちは一斉になだれ込む。
戦闘の見せ場はまだまだ続く。門に入ると今度はその門を封じられないよう、
盾部隊が陣を組む。その後ろの隙間から次々と騎士たちが城内に入ってくる。
このビジュアルは、なかなか新鮮だった。
盾部隊の活躍はレッドクリフにもあったけど、これはその西洋版だ。
城内では乱戦。それを尻目に、女王の間に単独で侵入するスノー。
いよいよラスボスとの対決だ。
女騎士と魔女の対決。魔女はMPを回復したばかり。片や、女騎士は少女時代から塔に
幽閉されているわけで、体力も技術も無い。その差は歴然。あっという間に組み伏せられる。
ヒーロー達も、倒しても倒しても甦る本性を現した闇の軍勢に押されている。絶体絶命だ!
「お前の父は、私を王国に招き入れて皆に死をもたらした。お前は、この騎士たちを
死の戦いに導いた。親子ともに不幸よの~」みたいなことを言って勝ち誇る魔女。
しかし、グッと腹に突き刺さる短刀。不死のはずなのに何故?
「お前の闇の魔法を打ち砕くのは私の生き血!」と高ぶるスノー。
おそらくは、短刀の刀身を手で握ったまま魔女の腹に突き立てたようだ。
短刀を引き抜こうとする魔女だが、スノーはさらにそれを押し込む。
魔女は、次第に力が弱くなり顔がどんどん老けていく。闇の軍勢も砕け散っていく。
スノーが勝ったのだ。
戦いが終わり、スノーは女王に即位した。
万歳三唱を唱える皆の衆。会場の中にハンターの姿を見て微笑むスノー。
何と、この映画は三部作の第一部となる予定だとか。魔女は甦るんだろうな・・・
続編作られるのか?それともライラの冒険のように中断してしまうのか?
<感想>
第一印象は、スターウォーズや指輪物語が好きな人が、白雪姫をヒントにRPGのシナリオ
書いたらこうなるだろうな、って感じ。自分もそうだから。
随所にこれまでの色んな映画を連想させるシーンが入っているし、展開もゲーム的だ。
その点自体は悪いことではないし、娯楽作品としてはOKだと思う。
やっぱり、最大の欠点は・・・ヒロインが可愛くないところだろう。
いや、女優さんは多分普通に見れば綺麗だと思うけど、魔女が美しすぎて存在感が
ありすぎて、魔女が羨ましがるほどの美女というには、やっぱり残念なのだ。
戦う美女としては、「ジャンヌダルク」や「バイオハザード」のミラ・ジョボビッチや
「キングアーサー」のキーラ・ナイトレイが印象的だったけど、最も美しい乙女とか
言うなら、それ以上のものを期待してしまうものだ。
見どころは特撮、と言うよりCG。魔女がどんどん若返ったり老けたりするシーン。
カラスの大群に変身したり戻ったりするシーン。闇の軍勢の正体は、黒いガラスの破片の
集まりみたいなやつで、割れたり復元したり。最近の映画のCG技術はホントすごい。
モンスターは旅の途中で出会うトロールのみ。少々物足りない気もするが、それくらいが
ちょうど良いのかも。
そして合戦シーン。鎧姿の騎士はやっぱりカッコいいし、騎馬も馬用鎧で固めている。
それがスピーディに走り回ったりアクションしたり。
もう一人の主人公、ハンターは革鎧姿でメインの武器は斧と、他の騎士達とは一味違う。
投げ斧も使う。剣を主に使う主人公の映画が多い中、これは意外に新鮮だった。
ドワーフ達は、つるはしがメインの武器。指輪物語のギムリと違って、ホビット達に
近い感じの描かれ方だ。
合戦シーンは上出来だが、個人戦がイマイチだった。ハンターや公爵息子の活躍の場も
もう少しあっても良かったんじゃないかな。
女の戦いは、あまり見応えは無かった。ま、マトリックスのようにバシバシアクション
されても不自然だし、あれはしょうがない。だからこそその分もっと男たちが戦いの場で
活躍してほしかった。
魔女は勝ち誇るのが早すぎ。そのせいで弱点まで自らバラしてしまうし。
戦う相手の生き血が弱点なのだからタイマンも避けるべきなのに、相手の流血すら構わず
ビシバシ打撃してダメージを与えるし。魔女ならもっと計算高くやらないと。
尺は2時間ちょっとで、長すぎず、娯楽作品としてはちょうど良い。
公爵領にたどり着くまでが長すぎて、それからがあっという間の展開だったけど、
これ以上長くするのはかえって良くないはず。
指輪物語三部作の完成度には遠く及ばないけど、そこそこ楽しい映画だと思います。