日曜の朝はのぞみで岡山へ。同じ値段なら新山口からは乗れないみずほ
に乗りたかったけど、ちょうどいい時間がなく断念。

9時過ぎに岡山入りして、会場近くの岡山城を見物してました。
天気も良く、桜もちょうど見ごろだし、気持ちのいい日曜の朝でした。
次来るときは、後楽園も見物したいところです。

会場はやっぱりほぼ満員。くはとれさんの姿を見て前の席に座ったら
同じテーブルに山口勢のまるさん、Yさんも。しばし歓談してリストを
仕上げました。くはとれさんからサイドに関するアドバイスをいただき、
そのまま採用。ぶっつけ本番は怖かったけど、ま、実戦が一番の経験
ですからね。

この日は87人と、土曜とほぼ同じ規模の大会。スイス戦7回戦のみの戦いです。
15点以上はパック圏。スタンでは土曜のようなことにはならないはずです。


1回戦 青単大建築家デッキ マツショーさん
席についてびっくり、この間お会いしたマツショーさん。対戦は初めてです。
どんなデッキなのか、開けてさらにびっくりでした。

G.1 こちら先攻。鳥から神官と繋ぐ。相手は面晶体のカニ、フクロウ、
大建築家と展開。カニの能力で蔦が墓地に落ちる、ことはなく。ジェイス
は着地したものの、肝心のシャーマンが引けない。相手は3体クリーチャー
をタップして精神隷属器を出す。次のターンに起動してくることはわかる
けど、どうしようもなくターンを返す。何かいろいろされたけど、場や
手札が決定的に悪くなることはないのが助かった。相手はトレジャーメイジ
から、とぐろエンジンと繋ぎ、一時はライフ3点対30点。しかし、ここ
から何と鬼ドロースタート。クローンでとぐろエンジンをコピー、倒された
お代わりのジェイスで希望がつながる。さらに2枚目のクローンでとぐろ
エンジンをコピー。蔦もいつの間にか墓地や場に並び、場を圧倒する。

G.2 残り時間わずかだけど逃げ切るつもりはなく、1t鳥、2t壁+鳥、3t壁
+蔦でクロックスタート。相手4tにカニの能力で墓地に落ちたカードが
蔦2枚!続くドローがクローン!レインジャーとクローンでトリガーして
蔦4体並べば、さすがにゲームセット。

鬼周りでした。いつもこんなドローが出来れば強豪なんですけどね・・・

○○

2回戦 ヴァラクート
この間の記事に書いた通り、フューチャーされた対戦。

相手の方は気さくで素晴らしいプレイヤー。広島で対戦したことがあったのも
覚えてくれてたようです。あの時はジャンド対海バント8ミシュランでした。
今回も一進一退のいいゲームだったし、忘れられない良い記念になりました。

G.1 相手先攻。こちらはシャーマンを二人並べて倍速モードの体勢に。
しかし回り出す前に、罠から赤タイタンを出されて稲妻も加わって両方失う。
出来たのは蔦を捨ててクローンを持ってくることくらい。こちらは土地
4枚なのでクローンを出すのが精一杯。相手の赤タイタンと相打ちを取る。
しかし罠から緑タイタンを出され、酸スラでヴァラクートを割って粘ろうと
するが、さらに罠から緑タイタンを追加され勝負あり。罠三連発だと!
「赤タイタンもあったんだけどね」だって。

G.2 今度はこちらが良い回り。1t鳥から2t神官。さらに爆弾のカウンター
を貯めながら、海や際、酸スラで相手の土地を縛る。ツチノコに山パンチを
食らうも、蔦と神官で討ち取る。さらに蔦のクローンを追加する。その後
出てくる赤タイタンで蔦クローンを失うが、蔦パンチと赤タイタンクローン
で討ち取る。もう一体赤タイタンを追加されて蔦を失うも、こちらのクローン
パンチで相打ち。そして出てくるとぐろエンジン。相手の酸スラで割られ、
トークンを稲妻で処理されるが、次に引いたのがヘルカイト!相手は召喚の
罠から追加の酸スラをねらうが、不発!そのまま投了でした。

G.3 これもいい勝負でした。こちら2tにレインジャー、3tにジェイスが着地。
相手のトップの確認作業に入る。相手はツチノコ山パンチでジェイスを削りに
来るが、1点残ったのが良かった。続くターンに酸スラで森を割り、さらに
次のターンに青タイタンで壁を寝かせ、ツチノコを削る。返しのターンに
もう一度山パンチ。ジェイスを狙ってくる。スルーしても1点残るが、
稲妻があるかも、としばし考える。稲妻があれば青タイタンでブロックしても
青タイタンを失うことになる。どちらかを失うのなら、相手も山一枚分
失うほうがマシと決断、青タイタンでブロック。予想通り稲妻で青タイタン
死亡。レインジャーと酸スラでペチペチしながら、トップの確認作業を
続ける。相手の罠はスカ!こちらのシャーマンは焼かれるもお代わりを
持ってくる。墓地に溜まった蔦をトリガーしようかなって時には、ジェイス
のカウンターは13に!そのまま最終奥義で勝負あり。

緊張しながらもいいゲームが出来て大満足!
1回戦に続き、クローンの強さが発揮できました。

3回戦 ゴブナイト Sさん
HOTで対戦したことのある方。勝ち抜けを決めたようですね。
おめでとうございます~。

G.1 こちら先攻。1tは定業。相手の1tはメムナイトと0マナアーティファクト
からカルドーサの再誕!しかし、こちらの2tの爆弾で吹っ飛ぶ。後は壁、
蔦でガードを固めて、ヘルカイトで勝負アリ。

G.2 こちらダブルマリガン、相手はマリガン。しかし神官三連打が強かった。
こういう対戦のときは、ホント頼りになる。相手の土地を酸スラで削って
行くと、土地がなくなっちゃいました!後は蔦が走るだけ。

苦手なはずの赤系ビートに快勝!今日はできる日なのかもしれません。

○○

4回戦 緑単エルドラージ hirooonさん
「観戦していて当たりたくないと思ってました」とのこと。
確かに8割方くらいこちらが有利な対戦でしょう。

G.1 こちら先攻、相手はダブルマリガン。相手はこちらのシャーマンに
触れられないのが致命的。酸スラや際でエルドラージ土地を割り、素で
エルドラージクリーチャーをプレイされなければ安全圏。召喚の罠から
来るエルドラージはクローンで対消滅。蔦がライブラリーに戻るけど、
気にしない、気にしない。

G.2 対ヴァラクート用のサイドの海がこの対戦でも活躍する。酸スラも
シャーマンも相手にとっては辛いカード。粘られるけど、たぶん15マナの
エムラクールを素でプレイさえされなければ、負けないと思う。先駆の
ゴーレムをクローンできたのも楽しい。さらに青タイタン、ヘルカイト、
青タイタンのクローンと豪華キャストが勢揃いして勝ち。

これまたクローンが大活躍。

○○

5回戦 赤単ビート
さあ、あと1回勝てば勝ち抜け決定です。決勝戦のつもりで臨みました。
が・・・そこに落とし穴が・・・

G.1 相手先攻ながら土地が2枚で止まる。こちらは壁で固めて蔦で
クロックスタート。そのまま押し切って勝ち。

G.2 ビート相手にほぼ完璧な手札。鳥、鳥、シャーマン、神官、爆弾。
しかし、それでもブン回った赤単にはかなわない。追加の土地も引けず
あっさり負け。迫撃鞘もこんな場合は重く感じる・・・難しいですね。

G.3 ほぼ勝利を手中に収めていたのに、爆弾のプレイを遅らせたせいで
負け・・・悔いが残る試合でした。状況はこうです。序盤の先達に削られる
ものの、うまく追加の土地を次々と引き、マスティコアを出して、先達と
稲妻とでトレードする。これはその後のテンポを重視した判断だったので、
悪くは無かったはず。さらに壁が並び、とぐろエンジンを出してほっと一息。
この時点でこちらのライフは9点。相手の戦線は、上陸ムカデと燃えさし運び
にフェッチランドが立っている状態。さすがに殴りに行けない。とぐろ
エンジンをクローンしてさらに安心。シャーマンを出して万全の体勢。
たぶんこれが余計なことで、ここで爆弾を出してカウンターを貯めて
置けば良かった。次のターンに爆弾を出し、際でフェッチを割る。
次のターンにカウンターが二つなったら勝ち、と思ったら手札のバーン
呪文を連打され、燃えさし運びをサクられぴったり9点。

今のスタンで9点が火力圏内とは思ってなかったのが大きな誤解。とぐろ
エンジンのアタックもたぶんスカされてたので、やっぱり勝つためには
1ターンでも早く爆弾を出さねばダメということが教訓です。

この相手の方も勝ち抜け決定。おめでとうございます~。

○××

6回戦 赤単ビート

G.1 相手先攻。ブン回った赤単には何をしても無駄。

G.2 神官や壁をも乗り越える天敵がいました。オキシド砦の英雄です。
これも想定外のこと。こりゃ勝てない相手です。

この方も勝ち抜け決定。おめでとうございます~。

××

ここで残念ながら勝ち抜けがなくなりました。一つのミスが明暗を分けた
苦い経験になりましたが、パック圏目指して最終戦へ。

7回戦 ヴァラクート
メタの中心はブレイド系のはずで、会場にも目立ってたし勝ち抜けた8人
の中にもたくさんいたのに、自分は1回もあたらず。土曜のように底辺を
さまよってたわけでもないのに、これがメタの不思議・・・

G.1 相手先攻。メインでヴァラクートに勝つには、マナ加速からの
1)3t蔦、4t蔦、5tに蔦かクローンか6マナ圏クリーチャーか、
2)酸スラとクローンや際で土地を削るか、
しかないのですが、それが機能しなければ難しいですね。

G.2 ヘルカイトやクローンや酸スラや際でがんばったけど、海を引くのが
あまりにも遅かった。ヘルカイトで赤タイタンを破壊したのは気持ちよかった
けど、紅蓮地獄+赤タイタンお代わりで死亡。ジェイスや定業で解答を探すも
見つからず、残念な最終戦でした。

××

というわけで、戦績は4-3。勝ち越しながら大きな悔いの残る1日でした。
赤系ビートに1-2、ヴァラクートに1-1、ローグに2-0という内訳も
面白いですね。対戦した赤系全部勝ち抜けってのも凄い。どんだけ~。

帰りはちょうどいいさくらやひかりがなく、みずほからこだまへ広島乗換え
のパターンで帰りました。みずほにも乗れたし、こだまはもう残る命が短い
100系6両編成。フカフカのシートを楽しみました。

その晩は興奮からか悔しさからか、疲れているはずなのに眠れない夜。。。
こんな夜もあるんですね。

でもでもフューチャーマッチの経験とか、DN繋がりの皆さんと楽しく過ごせた
のもいい思い出です。またどこかでお会いしましょう (^_^)ノシ



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