日本選手権大阪二次予選のレポ
2010年6月11日 大会レポート参加人数は256人で9回戦。あと一人で32人抜けになったらしいですけど、
どうせ最後まで参加できそうになかったので、まあどうでもいいです。
来月の予選のために、少しでも経験値を上げることを目指します。
ざっと観たところ、ジャンドが多くて白青コン系はそう多くなく、バントは少ない印象。
以外に緑単・緑青系(召喚の罠や変身、いろいろエルドラージカードを使うタイプ)が
増えてきたように見えました。実際の分布はどうだったのでしょうか・・・
1回戦 ジャンド
G.1 相手が先攻。リバーボア、浸透者などを展開。序盤は互角に見えたけど、
血編みんが3体出てきたら、ボードも手札も明らかに差がついてしまう。。
リバーボアで粘ろうとするも、稲妻→再生→タップされるのでブロックできない、
脈動→再生(以下略)
G.2 致命的なミスで展開が遅れ、次々に除去られる。初手は白緑ミシュランと
緑青フェッチランド、教主はない。1Tのドローは森だったのでミシュランをタップイン。
2Tのドローが教主で、手札に蔦があるのに森を出さず、フェッチランドを出して島を
サーチしてしまい、蔦が使えなくなってしまった。三色揃えるのは大事だが、
それよりも教主を守れるならばそちらを優先すべきだった。3Tのジェナーラも
あっさり除去される。その結果防戦に回ってしまって負け。
×-×
2回戦 黒青
G.1 相手が先攻。2T浸透者→3Tジェナーラといい展開。ハンデスや時間のねじれ、刻み
ジェイスやリリアナなどがあって青黒コンかと思ったけど、除去がないらしく
そのまま撲殺。
G.2 リバーボアで殴りつつジェナーラを出したスキに、コジレックの審問で否認と取り消し
を捨てさせられたあと、思考の破壊でクリーチャー×2とチャーム×2を失う。
そして出てきたのが地獄彫りの悪魔!これが噂のデーモンタイムかと驚く。
ジェナーラをバウンスしようとした刻みジェイスを否認して、デーモンタイムを防ぎ、
フルパンで削りきる。
○-○
3回戦 ジャンド
G.1 こちらが先攻。2T海→3TRWM→4Tボア&教主といい展開。RWMのがっちり感は
ほんと頼もしい。ラフィークが降臨してボアが10点パンチをかましてライフ3まで
削ったところで、相手はドローを確認して投了。
G.2 先手と後手で海の働きぶりがこんなに違うのか、と思うくらい海が空回り。もちろん
サイド後は相手の海対策が入ってくるせいもあるのだろう。RWMを引かず、削りあい
になる。こちらの残りライフ2で、10点パンチが決まり次のターンしのげば勝ちという
ところで相手から荒廃稲妻!
G.3 2T海→3T浸透者→5Tラフィークとつないで削りきる。
○-×-○
4回戦 ジャンド
G.1 こちらが先攻。2T海→3TRWM→4Tジェナーラとほぼ理想的な展開。ジェナーラへの
終止を蔦ではじきつつ巨大化してとどめ。
G.2 相手ダブルマリガン。こちらはボアと浸透者が並ぶ展開。相手が悩んだ末、ボアに
終止してきたが、それはカウンターせず。血編みんでめくれた稲妻をカウンターして
浸透者を守り、返しのターンでラフィーク降臨、浸透者が6点パンチ。1U残して瞬間
凍結があったので何があっても勝ち。
○-○
相手の方が「オリジナルデッキですか?」と尋ねてきたので、しばしデッキ雑談。「自信作
ですがプレイングのほうがついていかなくて・・・」と正直な感想を話す。
5回戦 白青タップアウト
G.1 相手が先攻。こちら展開が遅れたところでエルズペス、刻みジェイスなどが出て
なかなか本体にアタックできなくなる。こちらのRWMに対し流刑を蔦ではじいた
ものの、忘却の輪で消される。悪斬を警戒してチャームを温存したのが裏目に出た。
飛行してくる兵士トークンで負け。
G.2 相手マリガン。適当に展開して削っていって、悪斬が出てくるも絆魂させる間もなく
ラフィークと教主二人から賛美された浸透者が10点パンチして勝ち。
G.3 今日のダメゲーその1。タップインばかりで展開が遅れる間に刻みジェイスが出て
手が止まる。なすすべなく1点も削れず敗北。
×-○-×
相手の方は岐阜から2時間半かけて来られたとのこと。自分も新幹線で2時間かけて来たと
話す。「最終戦までプレイできそうにないですね~」などと雑談。
6回戦 緑単エルドラージの碑入りビート
G.1 今日のダメゲーその2。ダブルマリガン後土地2枚でスタート。青マナが出なくてリバー
ボアでねばろうとしたけど、ガラクや碑が出て蹂躙される。
G.2 今日のダメゲーその3。マリガン後土地2枚でスタート。以下同文。
×-×
10分程度で終わったし賞品圏もアウトになったので、会場近くの焼鳥屋で一杯(正確には
二杯)呑む。結構旨かった。次回来た時はじっくり腰を落ち着けて呑みたい。
7回戦 エスパーコン(黒タッチの白青コンっぽい)
G.1 相手が先攻。展開が遅れたが相手はそれ以上に何もしてこなかった。ハンデスや除去も
時折されたが、それ以上にクリーチャーが出ていたので撲殺。
G.2 マリガンしたけど土地が2枚で止まる。悪斬2体に負け。
G.3 マリガンしたけど土地が2枚で止まる。教主が2体出てカウンターを構えながら教主で
2点ずつ削るも壁で止まる。ならばとジェナーラを出したすきに自我の危機!を打たれ
やる気デストラクション。次のターンラフィークが降臨すれば勝っていたが削りきれず、
相手の次のターンに悪斬、頼みの綱のジェナーラも除去されて負け。
○-×-×
8回戦 緑単エルドラージ
G.1 本日最高のブン回り。2T海でウギンの目をつぶし、3TRWM→4Tラフィーク→5T蔦でフィニッシュ。
G.2 まずまずのスタートを全ては塵にでリセットされる。なんとか立て直したが、召喚の罠を
うたれてドキリとするも、出て来たのはエルフの笛吹き。次のターンに笛吹きから出て
来たのはウラモグの破壊者。江村クールでなくて、ホント良かった。
滅殺2を土地と教主でしのいで、なんとか削りきる。
○-○
相手のデッキはこの海バントデッキでなかったら勝てなかったと思います。
おそろしいくらい早くデカ物がでてくる。相棒の回避能力の多さに助けられました。
黒を足して、脈動などの除去なんか入れると対応力が上がりそうですが、どうでしょうか。
9回戦までやると帰れなくなるので、ここでドロップ。6勝すればパックがもらえたのですが
4勝どまりでした。レポートを書くためにマッチが終わった後で、一つ一つマッチを振り返って
いたのですが、自分のプレイの拙さを思い知らされましたね。相棒にも申し訳ない感じです。
学んで得たものも多かったし、最後のブン回りを爽快だったし、遠征した甲斐がありました。
次回は、デッキの対戦分析などをしてみようと思います。
どうせ最後まで参加できそうになかったので、まあどうでもいいです。
来月の予選のために、少しでも経験値を上げることを目指します。
ざっと観たところ、ジャンドが多くて白青コン系はそう多くなく、バントは少ない印象。
以外に緑単・緑青系(召喚の罠や変身、いろいろエルドラージカードを使うタイプ)が
増えてきたように見えました。実際の分布はどうだったのでしょうか・・・
1回戦 ジャンド
G.1 相手が先攻。リバーボア、浸透者などを展開。序盤は互角に見えたけど、
血編みんが3体出てきたら、ボードも手札も明らかに差がついてしまう。。
リバーボアで粘ろうとするも、稲妻→再生→タップされるのでブロックできない、
脈動→再生(以下略)
G.2 致命的なミスで展開が遅れ、次々に除去られる。初手は白緑ミシュランと
緑青フェッチランド、教主はない。1Tのドローは森だったのでミシュランをタップイン。
2Tのドローが教主で、手札に蔦があるのに森を出さず、フェッチランドを出して島を
サーチしてしまい、蔦が使えなくなってしまった。三色揃えるのは大事だが、
それよりも教主を守れるならばそちらを優先すべきだった。3Tのジェナーラも
あっさり除去される。その結果防戦に回ってしまって負け。
×-×
2回戦 黒青
G.1 相手が先攻。2T浸透者→3Tジェナーラといい展開。ハンデスや時間のねじれ、刻み
ジェイスやリリアナなどがあって青黒コンかと思ったけど、除去がないらしく
そのまま撲殺。
G.2 リバーボアで殴りつつジェナーラを出したスキに、コジレックの審問で否認と取り消し
を捨てさせられたあと、思考の破壊でクリーチャー×2とチャーム×2を失う。
そして出てきたのが地獄彫りの悪魔!これが噂のデーモンタイムかと驚く。
ジェナーラをバウンスしようとした刻みジェイスを否認して、デーモンタイムを防ぎ、
フルパンで削りきる。
○-○
3回戦 ジャンド
G.1 こちらが先攻。2T海→3TRWM→4Tボア&教主といい展開。RWMのがっちり感は
ほんと頼もしい。ラフィークが降臨してボアが10点パンチをかましてライフ3まで
削ったところで、相手はドローを確認して投了。
G.2 先手と後手で海の働きぶりがこんなに違うのか、と思うくらい海が空回り。もちろん
サイド後は相手の海対策が入ってくるせいもあるのだろう。RWMを引かず、削りあい
になる。こちらの残りライフ2で、10点パンチが決まり次のターンしのげば勝ちという
ところで相手から荒廃稲妻!
G.3 2T海→3T浸透者→5Tラフィークとつないで削りきる。
○-×-○
4回戦 ジャンド
G.1 こちらが先攻。2T海→3TRWM→4Tジェナーラとほぼ理想的な展開。ジェナーラへの
終止を蔦ではじきつつ巨大化してとどめ。
G.2 相手ダブルマリガン。こちらはボアと浸透者が並ぶ展開。相手が悩んだ末、ボアに
終止してきたが、それはカウンターせず。血編みんでめくれた稲妻をカウンターして
浸透者を守り、返しのターンでラフィーク降臨、浸透者が6点パンチ。1U残して瞬間
凍結があったので何があっても勝ち。
○-○
相手の方が「オリジナルデッキですか?」と尋ねてきたので、しばしデッキ雑談。「自信作
ですがプレイングのほうがついていかなくて・・・」と正直な感想を話す。
5回戦 白青タップアウト
G.1 相手が先攻。こちら展開が遅れたところでエルズペス、刻みジェイスなどが出て
なかなか本体にアタックできなくなる。こちらのRWMに対し流刑を蔦ではじいた
ものの、忘却の輪で消される。悪斬を警戒してチャームを温存したのが裏目に出た。
飛行してくる兵士トークンで負け。
G.2 相手マリガン。適当に展開して削っていって、悪斬が出てくるも絆魂させる間もなく
ラフィークと教主二人から賛美された浸透者が10点パンチして勝ち。
G.3 今日のダメゲーその1。タップインばかりで展開が遅れる間に刻みジェイスが出て
手が止まる。なすすべなく1点も削れず敗北。
×-○-×
相手の方は岐阜から2時間半かけて来られたとのこと。自分も新幹線で2時間かけて来たと
話す。「最終戦までプレイできそうにないですね~」などと雑談。
6回戦 緑単エルドラージの碑入りビート
G.1 今日のダメゲーその2。ダブルマリガン後土地2枚でスタート。青マナが出なくてリバー
ボアでねばろうとしたけど、ガラクや碑が出て蹂躙される。
G.2 今日のダメゲーその3。マリガン後土地2枚でスタート。以下同文。
×-×
10分程度で終わったし賞品圏もアウトになったので、会場近くの焼鳥屋で一杯(正確には
二杯)呑む。結構旨かった。次回来た時はじっくり腰を落ち着けて呑みたい。
7回戦 エスパーコン(黒タッチの白青コンっぽい)
G.1 相手が先攻。展開が遅れたが相手はそれ以上に何もしてこなかった。ハンデスや除去も
時折されたが、それ以上にクリーチャーが出ていたので撲殺。
G.2 マリガンしたけど土地が2枚で止まる。悪斬2体に負け。
G.3 マリガンしたけど土地が2枚で止まる。教主が2体出てカウンターを構えながら教主で
2点ずつ削るも壁で止まる。ならばとジェナーラを出したすきに自我の危機!を打たれ
やる気デストラクション。次のターンラフィークが降臨すれば勝っていたが削りきれず、
相手の次のターンに悪斬、頼みの綱のジェナーラも除去されて負け。
○-×-×
8回戦 緑単エルドラージ
G.1 本日最高のブン回り。2T海でウギンの目をつぶし、3TRWM→4Tラフィーク→5T蔦でフィニッシュ。
G.2 まずまずのスタートを全ては塵にでリセットされる。なんとか立て直したが、召喚の罠を
うたれてドキリとするも、出て来たのはエルフの笛吹き。次のターンに笛吹きから出て
来たのはウラモグの破壊者。江村クールでなくて、ホント良かった。
滅殺2を土地と教主でしのいで、なんとか削りきる。
○-○
相手のデッキはこの海バントデッキでなかったら勝てなかったと思います。
おそろしいくらい早くデカ物がでてくる。相棒の回避能力の多さに助けられました。
黒を足して、脈動などの除去なんか入れると対応力が上がりそうですが、どうでしょうか。
9回戦までやると帰れなくなるので、ここでドロップ。6勝すればパックがもらえたのですが
4勝どまりでした。レポートを書くためにマッチが終わった後で、一つ一つマッチを振り返って
いたのですが、自分のプレイの拙さを思い知らされましたね。相棒にも申し訳ない感じです。
学んで得たものも多かったし、最後のブン回りを爽快だったし、遠征した甲斐がありました。
次回は、デッキの対戦分析などをしてみようと思います。
私の相棒-海バント8ミシュラン
2010年6月10日 デッキ紹介今日は私の相棒-大会用のデッキを紹介しましょう。
海バント8ミシュラン
土地 (23)
5 : 森/Forest
2 : 島/Island
1 : 平地/Plains
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
4: 天界の列柱/Celestial Colonnade
4 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
3 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
クリーチャー (25)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
4 : リバー・ボア/River Boa
4 : ジェスの浸透者/Jhessian Infiltrator
4 : ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk
4 : 数多のラフィーク/Rafiq of the Many
5 : メタ枠
その他 (12)
4 : 広がりゆく海/Spreading Seas
4 : 巨森の蔦/Vines of Vastwood
4 : バントの魔除け/Bant Charm
サイドボード (15)
3 : 天界の粛清/Celestial Purge
3 : 瞬間凍結/Flashfreeze
4 : 否認/Negate
5 : メタ枠
メタ枠というのは、メタに合わせていろいろ変えるところです。
メインには3マナ(もしくはそれ以上の)クリーチャーを入れます。
サイドのメタ枠は、地域や雰囲気や気分で変えます。
このデッキは、よく知られているバントデッキとはだいぶ違いますので、
いくつか特徴的な点について解説します。
1.1ターン目のマナクリーチャーに依存しない。
1ターン目にマナクリーチャーをプレイするためには、7~8枚の
マナクリーチャーと12枚程度の1ターンから緑マナが出せる土地が
必要です。その分、有用なタップインランドが使えなくなりますし、
終盤のドローが腐る可能性も上がってしまいます。
2.8枚のクリーチャーランド
有用なタップインランドとは、もちろんWWのクリーチャー化できる
ランド(通称ミシュラン)です。ソーサリーや血編みからの続唱では
除去しにくいこのクリーチャーは、対青白コンやジャンド戦では頼もしい
限りですが、特に青白では「広がりゆく海」に阻まれることが多く、
1枚でも多いに越したことはありません。さいわいアラーラの断片の
3色デッキは、2種類のミシュランを投入することができます。
3.全ては4マナ以下のカードで
タップインランドが多く、マナクリーチャーが少ないのならば、当然
カードはできるだけ軽いほうがいいのは言うまでもありません。
今のメタデッキ、ジャンド・青白コン・徴兵バントはいずれも4マナ
以上のパワーカードを連打する構造になってます。そっちの得意な
土俵に上がらず、こちらの得意な土俵で勝負するという意味でも、序盤
からクロックを用意してそれを守りきるという、クロックパーミション
のようなスタイルに特化しました。これは自分で思ってた以上に成功
したと確信しております。
4.クリーチャーの選択
序盤のクロックで最も重要なのが、ジェスの浸透者です。確実に毎ターン
2点(もしくは3点)のクロックは、想像以上のプレッシャーを相手に
与えます。同じくらい重要なのは、リバーボアです。再生能力がある反面
回避能力は中途半端ですが、じきにブロックされなくなるでしょう。
この2つがデッキの主力です。2ターン目までにどちらかを盤面に出す
ことが勝利への近道です。
3マナクリーチャーにはさまざまな選択肢がありますが、RWM・不屈の
随員・ジェナーラ・鹿の中からメタに合わせて選びます。聖遺の騎士は
じれったくてクロックパーミのスタイルには合いません。3のルールには
外れますが、悪斬の天使はその破格のカードパワーから投入してもいいの
ですが、結局はジェナーラのほうがこのデッキには合っています。
5.クリーチャー以外の呪文
広がりゆく海は相手のスピードダウンとミシュランド封じに使える上に、
リバーボアの大事なパートナーです。巨森の蔦とバントの魔除けは、
クロックを守るだけでなく除去にも使えるし、汎用性の高い有用なカードです。
変身やエルドラージの碑・吠えたける鉱山等の、数は多くないけど対応
できないと危険なカードにも有用です。
ゼンディカー発売前は否認や妨げる光を試していたのですが、巨森の蔦の
1マナという軽さはこのデッキにぴったりです。
6.バントでよく使われるカードに一言
聖遺の騎士、悪斬の天使については4で触れた通りです。
最高の時も5マナという点と攻撃時しか使えないという点で、ラフィークや
エルズペスに劣るでしょう。残念ながらこのデッキにはエルズペスさえ
入れるスペースがありません。
7.カードアドバンテージは稼げない
もちろんカードアドバンテージの重要性はわかってますし、続唱や神ジェイス・
イーオスのレンジャー・審判の日・精神の泉が強いのも当然です。でもいくら
手札があろうとライフが0になったら負けですよね。アドバンテージ差がもの
を言う展開になる前に決着をつけることを目指すデッキです。
8.相性
ジャンド、青白コンにはやや有利です。徴兵バントにはほとんど互角です。
徴兵バントはブン回りとそうでないときの差が激しいですが、こちらは
安定しているのが強みです。その分圧倒的に勝てるという状況もあまり
多くはないので、慎重なプレイが求められます。
苦手なのは、自分以上に早いデッキと圧倒的に除去が多いデッキです。
前者は赤単や白赤上陸や吸血鬼、後者はグリクシスコンが挙げられます。
最近の大会では数が少なくなってきていますが、対策は欠かせません。
次回は、日本選手権予選のレポートをアップします。
海バント8ミシュラン
土地 (23)
5 : 森/Forest
2 : 島/Island
1 : 平地/Plains
4 : 霧深い雨林/Misty Rainforest
4: 天界の列柱/Celestial Colonnade
4 : 活発な野生林/Stirring Wildwood
3 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
クリーチャー (25)
4 : 貴族の教主/Noble Hierarch
4 : リバー・ボア/River Boa
4 : ジェスの浸透者/Jhessian Infiltrator
4 : ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk
4 : 数多のラフィーク/Rafiq of the Many
5 : メタ枠
その他 (12)
4 : 広がりゆく海/Spreading Seas
4 : 巨森の蔦/Vines of Vastwood
4 : バントの魔除け/Bant Charm
サイドボード (15)
3 : 天界の粛清/Celestial Purge
3 : 瞬間凍結/Flashfreeze
4 : 否認/Negate
5 : メタ枠
メタ枠というのは、メタに合わせていろいろ変えるところです。
メインには3マナ(もしくはそれ以上の)クリーチャーを入れます。
サイドのメタ枠は、地域や雰囲気や気分で変えます。
このデッキは、よく知られているバントデッキとはだいぶ違いますので、
いくつか特徴的な点について解説します。
1.1ターン目のマナクリーチャーに依存しない。
1ターン目にマナクリーチャーをプレイするためには、7~8枚の
マナクリーチャーと12枚程度の1ターンから緑マナが出せる土地が
必要です。その分、有用なタップインランドが使えなくなりますし、
終盤のドローが腐る可能性も上がってしまいます。
2.8枚のクリーチャーランド
有用なタップインランドとは、もちろんWWのクリーチャー化できる
ランド(通称ミシュラン)です。ソーサリーや血編みからの続唱では
除去しにくいこのクリーチャーは、対青白コンやジャンド戦では頼もしい
限りですが、特に青白では「広がりゆく海」に阻まれることが多く、
1枚でも多いに越したことはありません。さいわいアラーラの断片の
3色デッキは、2種類のミシュランを投入することができます。
3.全ては4マナ以下のカードで
タップインランドが多く、マナクリーチャーが少ないのならば、当然
カードはできるだけ軽いほうがいいのは言うまでもありません。
今のメタデッキ、ジャンド・青白コン・徴兵バントはいずれも4マナ
以上のパワーカードを連打する構造になってます。そっちの得意な
土俵に上がらず、こちらの得意な土俵で勝負するという意味でも、序盤
からクロックを用意してそれを守りきるという、クロックパーミション
のようなスタイルに特化しました。これは自分で思ってた以上に成功
したと確信しております。
4.クリーチャーの選択
序盤のクロックで最も重要なのが、ジェスの浸透者です。確実に毎ターン
2点(もしくは3点)のクロックは、想像以上のプレッシャーを相手に
与えます。同じくらい重要なのは、リバーボアです。再生能力がある反面
回避能力は中途半端ですが、じきにブロックされなくなるでしょう。
この2つがデッキの主力です。2ターン目までにどちらかを盤面に出す
ことが勝利への近道です。
3マナクリーチャーにはさまざまな選択肢がありますが、RWM・不屈の
随員・ジェナーラ・鹿の中からメタに合わせて選びます。聖遺の騎士は
じれったくてクロックパーミのスタイルには合いません。3のルールには
外れますが、悪斬の天使はその破格のカードパワーから投入してもいいの
ですが、結局はジェナーラのほうがこのデッキには合っています。
5.クリーチャー以外の呪文
広がりゆく海は相手のスピードダウンとミシュランド封じに使える上に、
リバーボアの大事なパートナーです。巨森の蔦とバントの魔除けは、
クロックを守るだけでなく除去にも使えるし、汎用性の高い有用なカードです。
変身やエルドラージの碑・吠えたける鉱山等の、数は多くないけど対応
できないと危険なカードにも有用です。
ゼンディカー発売前は否認や妨げる光を試していたのですが、巨森の蔦の
1マナという軽さはこのデッキにぴったりです。
6.バントでよく使われるカードに一言
聖遺の騎士、悪斬の天使については4で触れた通りです。
最高の時も5マナという点と攻撃時しか使えないという点で、ラフィークや
エルズペスに劣るでしょう。残念ながらこのデッキにはエルズペスさえ
入れるスペースがありません。
7.カードアドバンテージは稼げない
もちろんカードアドバンテージの重要性はわかってますし、続唱や神ジェイス・
イーオスのレンジャー・審判の日・精神の泉が強いのも当然です。でもいくら
手札があろうとライフが0になったら負けですよね。アドバンテージ差がもの
を言う展開になる前に決着をつけることを目指すデッキです。
8.相性
ジャンド、青白コンにはやや有利です。徴兵バントにはほとんど互角です。
徴兵バントはブン回りとそうでないときの差が激しいですが、こちらは
安定しているのが強みです。その分圧倒的に勝てるという状況もあまり
多くはないので、慎重なプレイが求められます。
苦手なのは、自分以上に早いデッキと圧倒的に除去が多いデッキです。
前者は赤単や白赤上陸や吸血鬼、後者はグリクシスコンが挙げられます。
最近の大会では数が少なくなってきていますが、対策は欠かせません。
次回は、日本選手権予選のレポートをアップします。
マジック関連の記事はDNでアップすることにしました。
これまで別のブログで書いてた記事をこっちに移したあと、
週1~2回くらいのペースで記事をアップできればいいな、と思ってます。
まずは自己紹介。
サブタイトルで挙げた府県の大会に参加してます。
ごくまれに関東の大会にも足をのばします。
でも基本、ペースは月に1回くらいですね。ほぼ全てスタンばっかりです。
なかなかスケジュールを合わせるのは難しいです。
大会しかゲームする場がありませんが、カジュアルスタイルの
プレーヤーです。流行っているデッキ・カードを使うのは
なるべくなら避けたいと思ってます。
カジュアルデッキだけど、各大会勝ち越しが目標です。
でもやっぱり大会の第一の目的は、楽しくゲームをすること。
いい勝負をすること。
いろんな各地のプレイヤーとのおしゃべりも、できるなら楽しみたいです。
話しかけても無口な方と対戦するのは非常に残念です。
DNで有名なプレイヤーの方の何人かは、リアルでお会いしてます。
また再会できることを楽しみにしてます。
皆様よろしく。
これまで別のブログで書いてた記事をこっちに移したあと、
週1~2回くらいのペースで記事をアップできればいいな、と思ってます。
まずは自己紹介。
サブタイトルで挙げた府県の大会に参加してます。
ごくまれに関東の大会にも足をのばします。
でも基本、ペースは月に1回くらいですね。ほぼ全てスタンばっかりです。
なかなかスケジュールを合わせるのは難しいです。
大会しかゲームする場がありませんが、カジュアルスタイルの
プレーヤーです。流行っているデッキ・カードを使うのは
なるべくなら避けたいと思ってます。
カジュアルデッキだけど、各大会勝ち越しが目標です。
でもやっぱり大会の第一の目的は、楽しくゲームをすること。
いい勝負をすること。
いろんな各地のプレイヤーとのおしゃべりも、できるなら楽しみたいです。
話しかけても無口な方と対戦するのは非常に残念です。
DNで有名なプレイヤーの方の何人かは、リアルでお会いしてます。
また再会できることを楽しみにしてます。
皆様よろしく。