映画「アルゴ」の感想
2012年11月27日 特撮・映画先週末観た映画の感想です。
特撮モノ・・・ではないのですが、全く関係ないわけでもありません・・・
非常に面白かったので、こちらにも転載します。
この映画は、実話の1979年のイランアメリカ大使館人質事件を描く。
序盤は、事件の背景・世界情勢をマンガで描写される。どこかであったな、
こんなはじまりの映画。この頃は子供だったし、事件も覚えてないけど、
世界は自分で気づくよりずっと昔からカオスだったというわけだ。
ストーリーの詳細はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カナダの策謀
映画として観ると、ここまでハラハラさせられた映画は無かったと思う。
主人公も他のメンバーも普通の人だし、軍隊の前では非力だ。
捕まったら最後、尋問されて処刑という、現実の危険が常につきまとう。
映画を観ているこちらは、ハリウッドのスタジオのハゲとデブのおっさんが
ユーモラスで、作品の緊張感を和らげてホッと一息つけるのだけど、結局
そこもピンチを演出するのに、一役買ってしまう。この作り方がうまい。
実際はかなりリアリティにこだわったところもあると思うし、70年代を見事に
スクリーン上で再現させたところも良かった。ああ、あんなファッションや
ヘアスタイルだったよね。
主演・監督はベン・アフレック。カッコよかったし、冷静だけど、人を
見捨てることができない温かい気持ちのある主人公をうまく演じていた。
フィクションのアクション映画などでは悪役になりがちなCIAや政府機関だけど、
国民のために人知れず活動している、という本来の役割がきちんと表現されている
ところも良かったと思う。
とても良くできた映画だった。
特撮モノ・・・ではないのですが、全く関係ないわけでもありません・・・
非常に面白かったので、こちらにも転載します。
この映画は、実話の1979年のイランアメリカ大使館人質事件を描く。
序盤は、事件の背景・世界情勢をマンガで描写される。どこかであったな、
こんなはじまりの映画。この頃は子供だったし、事件も覚えてないけど、
世界は自分で気づくよりずっと昔からカオスだったというわけだ。
ストーリーの詳細はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カナダの策謀
映画として観ると、ここまでハラハラさせられた映画は無かったと思う。
主人公も他のメンバーも普通の人だし、軍隊の前では非力だ。
捕まったら最後、尋問されて処刑という、現実の危険が常につきまとう。
映画を観ているこちらは、ハリウッドのスタジオのハゲとデブのおっさんが
ユーモラスで、作品の緊張感を和らげてホッと一息つけるのだけど、結局
そこもピンチを演出するのに、一役買ってしまう。この作り方がうまい。
実際はかなりリアリティにこだわったところもあると思うし、70年代を見事に
スクリーン上で再現させたところも良かった。ああ、あんなファッションや
ヘアスタイルだったよね。
主演・監督はベン・アフレック。カッコよかったし、冷静だけど、人を
見捨てることができない温かい気持ちのある主人公をうまく演じていた。
フィクションのアクション映画などでは悪役になりがちなCIAや政府機関だけど、
国民のために人知れず活動している、という本来の役割がきちんと表現されている
ところも良かったと思う。
とても良くできた映画だった。