マジックプレイヤーの中には、確率論とかゲーム理論・意思決定論、あるいは
行動経済学に興味がある方も多いのではないでしょうか。

自分も、大学の一般教養の中では一番面白かった講義として記憶してます。
囚人たちのジレンマとか効用関数とか、今でもいろいろ話のネタとして重宝してます。

雑誌「ニュートン」の今月号に、行動経済学について非常に面白い記事がありました。
その一部を簡単に紹介したいと思います。


まずは簡単なクイズから。直観的に答えてみて下さい。

Q.1 
あなたはゲームに勝ち、優勝賞金100万円を獲得しました。
しかし、家に帰る前に次のどちらかを選択しなければなりません。
あなたなら、どちらを選びますか。
1)追加のゲームを行う。勝ったら追加賞金100万円を獲得できるが、
負けたら追加賞金は無し。このゲームに勝つ確率は50%。
2)追加賞金の半分だけもらう。


Q.2-1
1)と答えた人にお聞きします。
勝つ確率が何%くらい以下になれば、2)を選択しますか?
追加賞金がいくら以下になれば、2)を選択しますか?

Q.2-2
2)と答えた人にお聞きします。
勝つ確率が何%くらい以上になれば、1)を選択しますか?
追加賞金がいくらい以上になれば、1)を選択しますか?


Q.3
あなたはゲームに勝ち、優勝賞金200万円を獲得しました。
しかし、家に帰る前に次のどちらかを選択しなければなりません。
あなたなら、どちらを選びますか。
1)最終ゲームから離脱するために、50万円払う。
2)最終ゲームを行う。勝ったらそのまま家に帰れる。
負けたら、ペナルティとして100万円払う。このゲームに勝つ確率は50%。








正解はありません。心理テストのようなものです。
解説は明日の夜にでも。

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