長年使ってた萩焼のビアマグですが、内部に少々の黒ズミができてきて、気になってきたので買い替えることにしました。萩焼に限らず陶器のビアマグは手入れや保管に気を使うので、今回はガラスのビアマグにしました。色が楽しめるのも、陶器にはない利点です。

先週の日曜日井筒屋で買ってきたのが写真の左のビアマグ。上広がりで、内側がすりガラスになっていて、自分の理想のプロポーション。上広がりだと注ぎ過ぎて溢れさせることが少ないし、すりガラスは陶器の素焼きの部分と同様、泡立ちを細やかにしてくれます。

実はこのガラス製ビアマグは結構お気に入りで、実家の両親にプレゼントして喜ばれたのをいいことに、実家で自分用、嫁実家にも自分用として買い足して置いてあります。今回は自宅用もこれに切り替えることにしました。

2枚目は上から見たところ。写真では見難いですが、このビアマグ、底面が盛り上がって、最初に注いだときにスムーズにビールが流れるようになってて、泡立ちをコントロールできる、というのがウリ。ホントかどうかは不明・・・・？

今まで使ってた萩焼のビアマグよりも、少々大き目のサイズ。
350の缶なら、２杯分に少々足りないくらいです。

実際に呑み比べてみました。味がもっともバランスのとれた金エビスです。

泡立ちは両者ほとんど同じ。注ぎ方で大きく左右される部分ですから、
この辺は誤差範囲。

見た目や持った感触のせいか、より冷たさを感じるのがガラス製のほう。
熱容量とかも関係しているのかもしれません。キレもこちらのほうが上。

萩焼のほうは、微妙に酸味が強調される印象。古くなって黒ずんでいるのが
影響しているのかもしれません。逆に苦味はマイルドに感じられます。

気のせい、プラセボ効果、思い込みなどは大いにあると思いますが、
それらをひっくるめて楽しむのも、グルメのうち。

夏はガラスで、冬は陶器で、みたいな使い分けがいいのかも、
と思った本日の呑み比べでした。

当日、開場時刻10時きっかりに到着して、スタッフの方にご挨拶。
会場はとても広く、詰めれば60人くらい入りそうですが、この日は果たして何人集まるか、心配しながら他のプレイヤーの到着を待ちます。

2番目に到着したのはＳＡＰさん。デッキリストを記入しながら、雑談を交わします。

広島から来られたという2人組の方々、「大会参加は2回目です」と仰ってた方のほかは
見慣れた山口のプレイヤーばかり。揃った参加者は11人、5回戦＋Top4の形式で
スタートです。

１回戦　青白ブレード
広島から来られた2人組の1人の方。前日は福山のスタンのGPTに参加されたとのこと。
福山のPTQを蹴ってまでわざわざ山口に来ていただけるとは嬉しいことですね。

G.1　相手先攻。こちら土地６枚の初手をマリガン後、まずまずの手札。しかし、
2tの根絡みはスネアされ、3tの台所は流刑、4tの蔦も瞬唱から流刑を使い回され、
完全に封じられる。一番イヤなパターン。その後タルモや地壊しで何とか５点まで
削るものの、緑黒剣をどうすることもできずに負け。

G.2　1t教主から2t地壊しと絶好の出足。3t村をタップイン＆タルモ、4t村に流刑を
撃たれるが、5tに血編みから地壊しがめくれて勝負あり。

G.3　2t根絡みで２点、3t地壊しで根絡みは流刑されるが６点、4tに根絡みで２点、
5tに地壊しをお代わり８点、6tに蔦で勝ち。

相手にとっては、軽量除去が序盤に揃ってないと厳しい戦いでしょうね。
×○○


２回戦　赤t黒ビート　Yさん
トロンメタで、メインから溶鉄の雨を投入しているビートデッキのようでした。

G.1　相手先攻の初手は渋面。こちらは村をタップイン。2t相手は先達を加えて３点
アタック、こちらは村をゲット。こちらの2tは森で絡み根を防御に立たせる。
相手の3t溶鉄で村を失う。こちら3t赤緑ランドをアンタップインして火柱で渋面を焼き、
教主を出す。4t相手はケルドの匪賊を出すが、絡み根が邪魔で攻撃できず。こちらは
さらに台所を出して防御を固め、続く蔦で反撃開始。苦し紛れに火力を本体に叩き
こまれるが、ライフは10点残っている。返しにこちらのフルパンで勝負あり。

G.2　相手マリガン後も渋い表情。1t相手はフェッチのみ。こちらは初手に稲妻と火柱、
そして教主。ここで教主を出しても焼かれるだけと判断し、こちらもフェッチのみを
出して終了。2t相手は地獄火花の精霊で３点アタック。こちら2tに森から教主を出して、
稲妻を抱えてエンド。相手は3tに地獄火花の精霊を蘇生させ、先達とともにアタック。
稲妻がめくれたので迷わず先達を稲妻で除去。こちら3tに台所で一息つく。うまく
守りを固めると、相手は荒廃稲妻。これで蔦を捨て、返しに地壊しと絡み根でトリガー、
12点アタック。残り5点の相手のライフを次のターンのフルパンで削りきる。

1マナ火力が7枚あれば、こういう対戦の時に後手でも何とかなりますね。火柱エライ！
○○


３回戦　赤t黒ビート　まるさん
Yさんと同型のデッキ。強豪のまるさんですが、デッキの相性ではこちらに分があったようです。

G.1　こちら先攻。相手マリガン。序盤先達で攻められるも、先ほどと同様絡み根で防御を
固める。賛美が乗った地壊しが２回走った後は、フルパンで勝負あり。

G.2　相手は悩みながらもキープを決断、こちらは土地１枚を迷わずマリガン。相手1t本体
火力３点からスタートだが、2t目に土地が置けない！こちら2t絡み根で２点、3t追加の絡み根
で計４点、4tで血編みでタルモがめくれて７点。相手は全力で火力を本体に向けるが、燃やし
切れず投了。後で聞いたら、2t目に土地を引いておけば、18点焼ききれる初手だったとか。
危うく4tキルされるところでした・・・

無事殴り合いを制して、ここまで全勝です。
○○


４回戦　トリコロールデリバー　Uさん
あとはIDで勝ち抜け決定と思ってたのですが、全勝が自分だけになってガチを挑まれました。
参加者の中で、自分が一番警戒してたデッキ。幽体の行列やら機をみた援軍がウザイです。

G.1　こちら先攻。相手1tのデリバーが変身して３点クロックを刻む。こちらの序盤の手は
巻き直し、稲妻などで阻まれる。こちらのミスプレイは4t、土地が森森森と赤マナソース
が無く、手札は幽霊街２つと蔦と血編み。ドローが森。思わず森を出してしまった・・・
土地が潤沢にあるし、幽霊街も２つあるので、絶対幽霊街で森を壊して山を持ってきて
血編みをプレイすべきだった。これなら巻き直しされても、どちらか一方は打ち消されずに
済む。実際は蔦を巻き直しされ、テンポを稼がれ３点クロックに削りきられる。

G.2　根絡み、地壊しと走って相手がいつの間にかライフが１ケタに。相手は何とかドロー
をするが、除去が見つからず。根絡みを追加して勝ち。

G.3　こちらの初手が森３枚、台所２枚、稲妻、血編みを悩んでキープ。相手は1tネコ、2tに
ネコで４点、ネコとデリバーを追加。こちら2tにブロッカーとしてタルモを置く。相手3tに
２点ネコ２体と変身したデリバーで攻撃、ネコを止めて計５点。こちら3tの台所は巻き直し。
相手4tにフェッチを置いて４点ネコ２体と変身デリバーで計11点・・・4tキルを決められました。
マリガン判断は誤ってないと思うけど、タルモでのブロックはフェッチランドでなければ
待つべきだったのかもしれません。

×○×
これで３勝１敗が５人並びました。


５回戦　ＳＡＰさん　ID
５人のうち、オポが一番低い人が下アタリとなったので、その次に低い人もガチ対戦を選択
するだろうと考えて、IDを選択。下アタリの人は親和でまるさんと対戦して勝ち、オポが次に
低い人はナヤビートでUさんと対戦して負けとなりました。その結果、スイスラウンド終了時
の順位は、１位Uさん、２位親和、３位ＳＡＰさん、４位自分と無事勝ちぬけられました～。

久々のシングルエリミ、１番卓での対戦は動画収録もあり、随分緊張します。無様なことは
できませんからね。

スイスララウンドの順位の高い方が先攻決定の権利があると言うルールです。


準決勝　トリコロールデリバー　Uさん
相手は４回戦のUさん、リベンジチャンスです。

G.1　相手先攻。こちらダブルマリガン。相手のクロックを上手く稲妻や火柱で処理するも、
手札の差が大きく押されぎみ。しかしここで血編みを二連続で引き、１発目はキッチンで
持ち直し、二発目に地壊しがめくれて勝負アリ。血編みからの地壊しは相手にとっては
悪夢でしょうね・・・

G.2　根絡み２枚と地壊しで終始押し気味の展開。相手は稲妻のらせんで耐えようとするが、
次の自分のターンに血編みから根絡みがめくれてフルパンで勝ち。

この辺、緊張であまり記憶に残っておりません。動画がアップすれば確認して訂正します。
○○

もう一つの卓は、DN繋がりのＳＡＰさんに勝ってほしい気持ち半分、モダンでは初対戦と
なる親和とも戦ってみたい気持ち半分の複雑な気持ちで観戦してましたが、G.3でＳＡＰ
さんの土地が伸びず、惜しくも敗退。親和と対戦することになりました。


決勝戦　親和
わずか11人のGPTとは言え、シングルエリミの最終戦の緊張感は並大抵のものではありません。
いい経験になったと思います。

G.1　相手先攻。こちら6枚土地の初手をマリガン。地壊しを3回走らせるも、残り13点を
感電破2発とフルパンで削りきられる。地壊し出すまで、何も出来なかったのが敗因か。

G.2　除去とブロッカーで徹底的に粘り、古の遺恨を引いてきたところで反撃開始。
2枚目の遺恨で勝負あり。

G.3　土地１枚の初手をマリガンするも、やはり土地１枚で赤マナソースなし。しかし
教主が２枚あったので、キープを決断。教主を２枚並べて、地壊しを走らせる。相手
残り10点、こちら15点。しかし返しに2枚目の頭蓋囲いを出され10点パンチ。そして
爆片破で5点削られ負け。この日二度目の4tキルを食らって、力尽きる・・・

ギャラリーからもGG!の賞賛がありましたが、この負けは悔しいですね～。
それでも準優勝は嬉しい結果です。

モダンの他のビートはだいたい三色で、フェッチランド・ギルドランドのせいで３～４点
減らすことが多い中、親和は全くライフを減らさないところが大きな利点だと思います。
一方サイドの古の遺恨がとても良く効く相手ではありますが、引く前に勝てる可能性が
あるのでトップを獲れるのでしょう。こちらのサイドの遺恨4枚は減らせないと思います。

いずれ動画が配信されると思うので、是非ご覧下さい。
コメントいただけれると嬉しいです。


というわけで、戦績は３－１－１＋Top4 １－１で２位。エターナルクローンの強みは
十分発揮できたと思います。賞品はAVR12パック。当りレアは、徴集兵と銀刃でした！

本番はGP横浜本戦。それまでもう少し経験を積んでおきたいですね。
今週末はゲームデイですから、モダンの大会は6月以降。
どこかの大会でお会いしたらよろしくお願いします～！

今日は嫁さんのリクエストで、自分が夕食を作ることに
なってしまいました。

自分の得意料理は、鶏ガラを煮込んだスープ。
時間が必要なだけで、手間はほとんどかからないからです。

それにチャーハン。炒めものは、男のほうが上手だよね。


１枚目は、煮込みはじめる前。鍋一杯に入っているスープを６時間煮込んで、２枚目のようになったらできあがり。あとはガラを取り除いて、モモ肉や野菜を入れて煮込む。その間にチャーハン作れば、３枚目のような夕食の完成です。

嫁さんも喜んでたようで、よかったよかった。

こうやってご機嫌とらないと、GP横浜への遠征の許可が出ないんですよ～。男は辛いよ・・・