エビス・ザ・ホップVSキリン一番搾りとれたてホップ
これまでレギュラー販売されてきたエビスザホップだけど、この春から限定販売品になってリニューアル。気づいたときには、どこも売り切れ状態でなかなか見当たらなかったのですが、ようやくとあるディスカウント酒屋で見つけたので、6本セットをゲット。

密かに買いだめしていた、同じホップ系のキリン一番搾りとれたてホップと呑み比べてみました。でもとれたてホップは、去年の秋の限定品。賞味期限内とは言え、製造から半年たっているとれたてホップにとっては、厳しい勝負かもしれないです。

まずはとれたてホップから一口。

予想通りの爽やかな香り。やはり半年過ぎて酸味・渋み・エグみが少々出て
きているものの、一番搾りらしいキレの良さ、呑みやすさは変わらず。
ま、残りの在庫もこの連休前までに呑みきったほうが良さそうです。

そして、エビスザホップを一口。

同じく香り高いビールと言えど、とれたてホップとはだいぶ違います。かなり
強調された突き抜けるような感じ。草原のようとも言えるし、青臭いとも言えます。

キレと苦味はしっかり、エビスらしいもの。酸味や渋みはあまり強くありません。

香り高いビールは、なかなか料理には合わせづらいもの。
一通り食べた後の、〆の御飯や雑炊にデザート代わりに呑むのが良さそうです。

普通の金エビスはベストバランスの完成度の高さが魅力ですが、逆にこの
エビスザホップは香りが強調されたアンバランスさが魅力と言えるでしょう。

一般向けには、もう少し香りを抑えたとれたてホップのほうが向いているのかも。
それでもどちらも日本人向けの、キレとほどほどの苦味があって良い感じだと
思います。

とれたてホップのほうが古いということを考慮すれば、この勝負引き分け。
逆に考えれば、秋にも春にも香り高い限定ビールが呑める、と言うことで、
ビールファンにとっては嬉しい二銘柄ですね。


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