Dorianさん主催の大会に何度も参加して、いろんな方々と知り合うことができました。

まずはJames J. Panella、愛称Jimは出会ったときは中学生くらいの目がくり
くりしたハンサムな少年だったのですが、2年経ってアメリカ離れるときには、
パンクにハマったようで、ピアスやチェーンをじゃらじゃらさせて、とんがり頭に
なってしまい、すっかり豹変していました。
でも大会で見かける度に「Do you wan’na play?」といつもフリープレイに
付き合ってくれるフレンドリーな友人でした。

Jimの友達のもう一人のJimはJim m. Pepe。日本が大好きで、日本語カード
をトレードすると凄く喜んでいました。私のローグデッキもお気に入りらしく
「Osamu,How’s your deck today?」といつも私のデッキを見に来ていました。

Brent S. Eylerはジュニアながら強豪プレイヤー。JSSチャンピォンシップの
大会でターボバランスで優勝したときは、脇で観戦してましたが、いいプレイ
の連続で感心したことを覚えてます。

大人ではまずJohn B. Carter。有名なジャッジとは露知らず、日本に帰ってから
公式サイトで顔写真見て、びっくりしました。強い方で、何度か対戦しましたが
1回も勝てなかったです。

Jon K. Kausはジョージ・ルーカスにそっくりな人です。トリコロールカラーの
コントロール系が大好きな方で、いろいろとアドバイスをいただきました。
この方との戦績は1-2-2と1回しか勝ててないです。

Elliot C. Fertikはスパイダーマン2に出てくるDr.オクトパスにそっくり。
あちこち遠征してはstarcitygames.comに記事を投稿されていた方です。
この方とは3-3でイーブンでした。


そうやって知り合った方の中に、Dorianさんの弟子ジャッジの方がいます。
残念ながら名前は忘れてしまったのですが、その方が競技指向のカードショップを
開くということになりました。今でいう晴れる屋みたいなものでしょうか。

お店の名は「Magic Addict」Addictとは中毒患者とか熱狂的ファンという意味です。
たしかにマジック中毒の人たちがいっぱい集まりそうなところでした。

オープン記念大会は2001年4/14。大勢の人が集まりました。
自分のデッキはこちら。
カードプールは第6版+マスクスブロック+プレーンシフトまで。

「ネザーラス」
土地 (23)
12 : 平地/Plains
9 : 沼/Swamp
2 : ドロマーの洞窟/Dromar’s Cavern
クリーチャー (7)
4 : キマイラ像/Chimeric Idol
3 : 冥界のスピリット/Nether Spirit
除去(15)
4 : 今わの際/Last Breath
4 : 神の怒り/Wrath of God
2 : 総くずれ/Rout
2 : パララクスの波/Parallax Wave
3 : 破滅の印章/Seal of Doom
その他 (16)
2 : 悟りの教示者/Enlightened Tutor
1 : 吸血の教示者/Vampiric Tutor
3 : 浄化の印章/Seal of Cleansing
1 : オーラの破れ目/Aura Fracture
3 : ハルマゲドン/Armageddon
2 : 否定のワンド/Wand of Denial
3 : 乳白色のダイアモンド/Marble Diamond
1 : レイモスの頭蓋骨/Skull of Ramos

当時のメタの中心はやっぱりファイアズとレベル。それに対抗するためのボード
コントロール系デッキです。この頃からときどきボードコントロール系に手を
出すようになりました。

今見ると、ドロー系が欲しいですね。チューターは結局アドを失ってますからね。

このときは5回戦+Top4の形式。結果は3-2+1-1で2位でした。
でもこの後の大会で3-3、1-2-1とトータル8-8-2とトータルでは
イーブンに終わりました。

白青や黒青やドロマーカラー(今でいうエスパーカラー)のパーミションデッキが
増えてきて、それらにはあんまり勝てなかったです。

続いてのデッキはこちら。2001年の5月から6月にかけて使ってたデッキです。
カードプールは第7版が入って+マスクスブロック+プレーンシフトまで。

「白黒青レベル式コントロール」
土地 (25)
9 : 平地/Plains
5 : 沼/Swamp
4 : アダーカー荒原/Adarkar Wastes
2 : 塩の湿地/Salt Marsh
2 : ドロマーの洞窟/Dromar’s Cavern
2 : リシャーダの港/Rishadan Port
1 : 黄塵地帯/Dust Bowl
クリーチャー (18)
4 : レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant
3 : 果敢な隼/Defiant Falcon
1 : レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant
2 : 果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero
1 : 反逆者の密告人/Rebel Informer
2 : 果敢な先兵/Defiant Vanguard
1 : 熱風の滑空者/Thermal Glider
1 : レイモス教の空の元帥/Ramosian Sky Marshal
3 : 翻弄する魔道士/Meddling Mage
その他 (18)
4 : 強迫/Duress
4 : 浄化の印章/Seal of Cleansing
4 : 悪意+敵意/Spite+Malice
2 : 神の怒り/Wrath of God
2 : 総くずれ/Rout
2 : パララクスの波/Parallax Wave

ファイアズやレベルにはボードコントロールを目指し、パーミションにはレベルで
対抗するという目論見で組んだデッキです。

回れば強いのですが、三色はムリがあったような印象です。
戦績は2-3-1、3-2-1、2-2とトータルで7-7-2ですから平凡な
ものでした。

でもレベルエンジンの動きはなんとなく性に合っていて、このあとエクテンのデッキ
として蘇るのです。ま、それは2001年冬のエクテンシーズンに入ってからの話。

次回は、その前にアポカリス導入後のデッキ、それからインベイジョンブロック
構築でのデッキを御紹介します。

コメント

ejt
2010年9月30日11:57

自分が丁度マジックを始めた頃、ガ0-さんは本場アメリカでプレイされていたわけですね!
外国の人とマジックをしたことがないので、とても興味深いです。
続きを楽しみにしています!

ガ0-
2010年9月30日12:06

ejtさん、コメントありがとうございます!

このシリーズの記事は、「読んでもらえるのかな・・・」と不安だったのですが、
そう言っていただけると励みになり、とても嬉しいです。

アメリカではいろんな年齢層の方々がマジックを楽しんでいました。
腰の曲がったおじいさんが孫を連れて一緒にプレイしているのは、微笑ましかったですよ。

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