新デッキに必要なこと~海バント8ミシュランと比較して
2010年10月22日 考察記事 コメント (2)たった1回のローカルショップでの大会とは言え、フリープレイを含めていろんなタイプ
のデッキと対戦することができたので、新環境でどう対応していくべきが考えていきます。
以前の記事で、自分のやりたいことと勝つための戦略のベクトルを揃える必要がある
と述べました。やりたいことはもう決まってます。
①サバイバルエンジンでいろんなクリーチャーを使い回したい。
②先駆のゴーレムに巨森の蔦を打ってみたい。できたら先駆のゴーレムが2体いる状態で。
あとは勝つための戦略を練るだけです。
1)土地を制するものが環境を制する
赤系ビートを除けば、他のメタデッキには皆対処しなければならない特殊地形があります。
(ルール用語では基本でない土地)
もちろん、ヴァラクート、エルドラージの寺院、ウギンの目、天界の列柱のことです。
そしてそれらの対策もよく見られます。地盤の際と広がりゆく海です。
海バント8ミシュランでは後者を採用していましたので対処は楽だったのですが、この前の
デッキでは土地に対処することができませんでした。この点は何とかしなければなりません。
逆に8ミシュラン体制は、相手の地盤の際や広がりゆく海のターゲットになりやすく、こちら
の展開を阻まれてしまいがちです。海バント8ミシュランでは2~3マナあれば、序盤の展開
に困らなかったので8ミシュラン体制でもデメリットは少なかったのですが、4マナの復讐蔦や
クローン、5マナのゴーレムをメインに据えるのならテンポの遅れは致命的です。
ここは思い切って、3色のバントカラーを諦め、緑青のシミックカラーで行ってみようと
決意しました。2色に絞れば地盤の際も採用することができるでしょう。
土地は、森10、島6、フェッチ4、際4という構成が最初は妥当なのではないでしょうか。
フェッチをもう少し増やすかどうかは、決めかねているところです。
8ミシュランは、土地ばかり引いたときでも何とか打点をキープできるという点、審判の日で
リセットされても次のターンにすぐ攻撃できるというメリットがありましたが、速攻や墓地から
の復活能力のある復讐蔦があるので、その分を補うことができると考えました。手札に
クリーチャーを2体キープしておくことも、プレイの上では大切なことになりますね。
2)タイタンを制するものが環境を制する
タイタンはやはり誰もが認める強さです。6点のクロックに加え、場に出たときと攻撃する
たびにアドバンテージを生み出します。対処手段を用意する時間さえ少ないのに、それが
1t遅れるごとにアドバンテージ差が開いていくのです。
海バント8ミシュランでは、タイタンが出た時はだいたい大勢が決している頃なので、あまり
気にしませんでした。タイタンを何とかしなければならないのなら、もう既に負けゲームです。
勝てるゲームのときは、タイタンが出ても気にせず本体を削りに行けました。
新デッキでは、2t目にシャーマン、3t目にサーチ、などの動きになるので、早い段階から
クロックを用意できません。タイタンが出てきても気にしない、ということができるほど
相手のライフを削れないのです。ならば、やはりタイタンを何とかする手段を用意しなければ
なりません。
クローンはタイタン対策には不十分です。相手が出す→こちらがクローンする→相手が
タイタンで攻撃→クローンで相打ち、では1回攻撃した分だけ相手がアド得してます。
目には目を、タイタンにはタイタンを、ということでこちらもタイタンを用意しました。
他のタイタンに比べ人気はイマイチながら、他のタイタンを制することに長けている
青タイタンです。これはサバイバルエンジンにぴったりフィットしますし、除去の薄い
シミックカラーでクリーチャーに干渉できるのは貴重な能力です。
3)PWを制するものが環境を制する
やはり刻みジェイスはコントロールデッキの肝でありますし、ギデオンの固さはビートに
とってやっかいな相手です。新PWのヴェンセールやツチノコも脅威となるだけのパワーが
あると思います。
タイタンと同じく、ターンが進めば進むほどPWによるアド差が開いていくものですから、
早く対処する必要があります。
海バント8ミシュランでは、以前刻みジェイスで考察したように、回避能力のあるクロック
があるおかげでそれほどの脅威ではありませんでした。しかし新デッキでは回避能力
持ちが少ないため、なかなかPWを倒すことができません。
回答として、単純にPWを除去できるカビのシャンブラーを用意することにしました。
土地にも対処することができるので、1)への回答にもなります。
クローンで増やしても意味がないのが残念なところです。
4)赤系ビートの猛攻に耐える
1)~3)への回答を用意しなくてもいいデッキは、超速攻のビートデッキだけです。
そして現在の赤系ビートにはその実力は十分あります。だからこそ現在の主要デッキ
の一つになっているわけです。正直、ゲームする時間が短いので、相手にしたくない
デッキですね。
海バント8ミシュランでは、RWMが対赤の役割を果たしていました。RWMを蔦やカウンター
で守りきれば勝ち、というのは単純なゲームです。
シミックカラーで対赤になるのは、強情なベイロスですね。1体生き残りさえすれば、
あとはクローンで増やせばいいだけです。RWMよりも1マナ多いぶん、不安ではあります。
これが勝つための戦略です。この4つがうまく機能するよう調整しなければなりません。
果たしてどうなるか、新デッキのお披露目は24日の日曜日です!
のデッキと対戦することができたので、新環境でどう対応していくべきが考えていきます。
以前の記事で、自分のやりたいことと勝つための戦略のベクトルを揃える必要がある
と述べました。やりたいことはもう決まってます。
①サバイバルエンジンでいろんなクリーチャーを使い回したい。
②先駆のゴーレムに巨森の蔦を打ってみたい。できたら先駆のゴーレムが2体いる状態で。
あとは勝つための戦略を練るだけです。
1)土地を制するものが環境を制する
赤系ビートを除けば、他のメタデッキには皆対処しなければならない特殊地形があります。
(ルール用語では基本でない土地)
もちろん、ヴァラクート、エルドラージの寺院、ウギンの目、天界の列柱のことです。
そしてそれらの対策もよく見られます。地盤の際と広がりゆく海です。
海バント8ミシュランでは後者を採用していましたので対処は楽だったのですが、この前の
デッキでは土地に対処することができませんでした。この点は何とかしなければなりません。
逆に8ミシュラン体制は、相手の地盤の際や広がりゆく海のターゲットになりやすく、こちら
の展開を阻まれてしまいがちです。海バント8ミシュランでは2~3マナあれば、序盤の展開
に困らなかったので8ミシュラン体制でもデメリットは少なかったのですが、4マナの復讐蔦や
クローン、5マナのゴーレムをメインに据えるのならテンポの遅れは致命的です。
ここは思い切って、3色のバントカラーを諦め、緑青のシミックカラーで行ってみようと
決意しました。2色に絞れば地盤の際も採用することができるでしょう。
土地は、森10、島6、フェッチ4、際4という構成が最初は妥当なのではないでしょうか。
フェッチをもう少し増やすかどうかは、決めかねているところです。
8ミシュランは、土地ばかり引いたときでも何とか打点をキープできるという点、審判の日で
リセットされても次のターンにすぐ攻撃できるというメリットがありましたが、速攻や墓地から
の復活能力のある復讐蔦があるので、その分を補うことができると考えました。手札に
クリーチャーを2体キープしておくことも、プレイの上では大切なことになりますね。
2)タイタンを制するものが環境を制する
タイタンはやはり誰もが認める強さです。6点のクロックに加え、場に出たときと攻撃する
たびにアドバンテージを生み出します。対処手段を用意する時間さえ少ないのに、それが
1t遅れるごとにアドバンテージ差が開いていくのです。
海バント8ミシュランでは、タイタンが出た時はだいたい大勢が決している頃なので、あまり
気にしませんでした。タイタンを何とかしなければならないのなら、もう既に負けゲームです。
勝てるゲームのときは、タイタンが出ても気にせず本体を削りに行けました。
新デッキでは、2t目にシャーマン、3t目にサーチ、などの動きになるので、早い段階から
クロックを用意できません。タイタンが出てきても気にしない、ということができるほど
相手のライフを削れないのです。ならば、やはりタイタンを何とかする手段を用意しなければ
なりません。
クローンはタイタン対策には不十分です。相手が出す→こちらがクローンする→相手が
タイタンで攻撃→クローンで相打ち、では1回攻撃した分だけ相手がアド得してます。
目には目を、タイタンにはタイタンを、ということでこちらもタイタンを用意しました。
他のタイタンに比べ人気はイマイチながら、他のタイタンを制することに長けている
青タイタンです。これはサバイバルエンジンにぴったりフィットしますし、除去の薄い
シミックカラーでクリーチャーに干渉できるのは貴重な能力です。
3)PWを制するものが環境を制する
やはり刻みジェイスはコントロールデッキの肝でありますし、ギデオンの固さはビートに
とってやっかいな相手です。新PWのヴェンセールやツチノコも脅威となるだけのパワーが
あると思います。
タイタンと同じく、ターンが進めば進むほどPWによるアド差が開いていくものですから、
早く対処する必要があります。
海バント8ミシュランでは、以前刻みジェイスで考察したように、回避能力のあるクロック
があるおかげでそれほどの脅威ではありませんでした。しかし新デッキでは回避能力
持ちが少ないため、なかなかPWを倒すことができません。
回答として、単純にPWを除去できるカビのシャンブラーを用意することにしました。
土地にも対処することができるので、1)への回答にもなります。
クローンで増やしても意味がないのが残念なところです。
4)赤系ビートの猛攻に耐える
1)~3)への回答を用意しなくてもいいデッキは、超速攻のビートデッキだけです。
そして現在の赤系ビートにはその実力は十分あります。だからこそ現在の主要デッキ
の一つになっているわけです。正直、ゲームする時間が短いので、相手にしたくない
デッキですね。
海バント8ミシュランでは、RWMが対赤の役割を果たしていました。RWMを蔦やカウンター
で守りきれば勝ち、というのは単純なゲームです。
シミックカラーで対赤になるのは、強情なベイロスですね。1体生き残りさえすれば、
あとはクローンで増やせばいいだけです。RWMよりも1マナ多いぶん、不安ではあります。
これが勝つための戦略です。この4つがうまく機能するよう調整しなければなりません。
果たしてどうなるか、新デッキのお披露目は24日の日曜日です!
コメント
赤茶単には丁寧に相打ちを取っていけば、ディスアドバンテージのデッキなので有利になるかと思います。
今頃は大会に参加されているころでしょうか。どうぞ頑張ってください!
今回は赤茶単には当たりませんでしたが、2色に絞って正解でした。
しばらくはこのデッキを使おうと思います。