「クローン」のルールを確認する
2010年10月28日 考察記事サバイバルクローンの大きな柱の一つ、クローンのルールについて整理しておきます。
間違いがあったらご指摘願いますね。
クローンを手札から場に出すとき、以下のように処理します。
1)クローンとしてプレイする。
2)解決時、場に出る前に、場にあるクリーチャーを選ぶ
3)そのクリーチャーのコピーとして場に出る。
リアニメートや惑いの迷路などの能力で、手札からプレイせずに場に出す場合は
2)の手順から処理すればOKです。
では順に詳細を。
1)クローンとしてプレイする。
プレイ時及びスタック上にあるときは、クローンとして扱います。
コストは③青ですし、青のクリーチャー呪文です。
場に緑のクリーチャーしかおらず、緑のクリーチャーにしかならないとしても
瞬間凍結ではカウンターできません。
エムラクールをコピーしたとしても、追加ターンは得られません。
これが2体目のクリーチャー呪文なら、復讐蔦の復活能力がここでトリガーします。
結果として、復讐蔦が場に出てからクローンが解決されるので、復讐蔦をコピー
することができます。
2)解決時、場に出る前に、場にあるクリーチャーを選ぶ。
コピー先を対象にとるわけではありませんので、被覆やプロテクション(青)の
クリーチャーもコピーすることができます。霜のタイタンを選んでも、追加マナは
必要ありません。
何らかの効果で、クローンと他のクリーチャーが同時に場に出るときは、その
クリーチャーをコピー先として選ぶことはできません。
場にあるクリーチャーがいないときは、コピー先を選べません。したがって0/0の
まま場に出て、そのまま墓地行きになります。
3)そのクリーチャーのコピーとして場に出る。
当然、CIP能力は誘発します。
何がコピーされるかを定義したものが「コピー可能な値」です。具体的には、
コピー先の、印刷されたカードの情報全てをコピーすると考えればOKです。
例外が4つあって
①コピー先がトークンの場合は、「トークンでなくカードであること」を除けば
そのトークンの情報全てをコピーします。
②コピー先が「原始のタイタンをコピーしているクローン」の場合は、印刷された
カードの情報はクローンですが、原始のタイタンのコピーとして場に出ます。
③コピー先に「場に出る際し」「表になるに際し」という能力がある場合。
例えば3/3のアーティファクトクリーチャーとして選択されている原初の土を
コピー先に選んだら、3/3のアーティファクトクリーチャーとして場に出ます。
選択をし直すことはできません。
【訂正】総合ルール706.5によると、クローンが場に出る際に、選択をし直すこと
になります。既に場にあるパーマネントが原初の土をコピーする場合は、選択を
し直すことはできません。
④裏向きのクリーチャーをコピーすると、2/2無色、コスト0、名前無しの
クリーチャーとして、表向きに出ます。
コピーされないものは、
+3/+3などの修正とかタイプを変更する効果の影響、タップ/アンタップなどの状態、
上に乗っているカウンター、装備品などでコピー先が得ている能力
などが挙げられます。
間違いやすいのが、クリーチャー化しているミシュランをコピーした場合。
カードに印刷された情報は土地なので、土地としてタップ状態で場に出ます。
「クリーチャーをコピーしたのに、土地として場にでる」なんて奇妙な感じですが、
ルールがそうなんですから。
間違いがあったらご指摘願いますね。
クローンを手札から場に出すとき、以下のように処理します。
1)クローンとしてプレイする。
2)解決時、場に出る前に、場にあるクリーチャーを選ぶ
3)そのクリーチャーのコピーとして場に出る。
リアニメートや惑いの迷路などの能力で、手札からプレイせずに場に出す場合は
2)の手順から処理すればOKです。
では順に詳細を。
1)クローンとしてプレイする。
プレイ時及びスタック上にあるときは、クローンとして扱います。
コストは③青ですし、青のクリーチャー呪文です。
場に緑のクリーチャーしかおらず、緑のクリーチャーにしかならないとしても
瞬間凍結ではカウンターできません。
エムラクールをコピーしたとしても、追加ターンは得られません。
これが2体目のクリーチャー呪文なら、復讐蔦の復活能力がここでトリガーします。
結果として、復讐蔦が場に出てからクローンが解決されるので、復讐蔦をコピー
することができます。
2)解決時、場に出る前に、場にあるクリーチャーを選ぶ。
コピー先を対象にとるわけではありませんので、被覆やプロテクション(青)の
クリーチャーもコピーすることができます。霜のタイタンを選んでも、追加マナは
必要ありません。
何らかの効果で、クローンと他のクリーチャーが同時に場に出るときは、その
クリーチャーをコピー先として選ぶことはできません。
場にあるクリーチャーがいないときは、コピー先を選べません。したがって0/0の
まま場に出て、そのまま墓地行きになります。
3)そのクリーチャーのコピーとして場に出る。
当然、CIP能力は誘発します。
何がコピーされるかを定義したものが「コピー可能な値」です。具体的には、
コピー先の、印刷されたカードの情報全てをコピーすると考えればOKです。
例外が4つあって
①コピー先がトークンの場合は、「トークンでなくカードであること」を除けば
そのトークンの情報全てをコピーします。
②コピー先が「原始のタイタンをコピーしているクローン」の場合は、印刷された
カードの情報はクローンですが、原始のタイタンのコピーとして場に出ます。
③コピー先に「場に出る際し」「表になるに際し」という能力がある場合。
コピー先に選んだら、3/3のアーティファクトクリーチャーとして場に出ます。
選択をし直すことはできません。
【訂正】総合ルール706.5によると、クローンが場に出る際に、選択をし直すこと
になります。既に場にあるパーマネントが原初の土をコピーする場合は、選択を
し直すことはできません。
④裏向きのクリーチャーをコピーすると、2/2無色、コスト0、名前無しの
クリーチャーとして、表向きに出ます。
コピーされないものは、
+3/+3などの修正とかタイプを変更する効果の影響、タップ/アンタップなどの状態、
上に乗っているカウンター、装備品などでコピー先が得ている能力
などが挙げられます。
間違いやすいのが、クリーチャー化しているミシュランをコピーした場合。
カードに印刷された情報は土地なので、土地としてタップ状態で場に出ます。
「クリーチャーをコピーしたのに、土地として場にでる」なんて奇妙な感じですが、
ルールがそうなんですから。
コメント