いつもの生活に戻ったところで、いつものカジュアルデッキ紹介です。

本日のデッキは、リアニメーター。
これは自分の他の多くのデッキと違い、ある記事に掲載されたデッキに刺激されて
作ってみたデッキです。

RPGマガジン1997年6月号別冊「ウェルカム・トゥ・ドミニア」と言う本があります。
自分の記憶違いでなければ「デュエリストジャパン」という雑誌の前身に当たる本で、
スポイラーリストやルール解説、デッキの紹介などの記事が載っています。

情報がウェブ上に溢れている今の時代と違って、当時では貴重な情報源であり、
MTGの普及に大いに役立ったと思います。

それまでのデッキは全て自分の思いつきから作っていて、他の人が作ったデッキなんて
気にも留めなかったのですが、この本の記事に載っていたデッキにはびっくりしました。

それは「精神爆弾」や他の手札破壊で相手を攻めつつ、自分は大物クリーチャーを捨て
「動く死体」などで場に戻す、というデッキでした。

今までは動く死体は戦闘で死んだクリーチャーにばっかり使っていたので、「なるほど、
こんな使い方があったのか!」と感心させられました。

動く死体は3枚しか集められなかったのですが、ビジョンズの「ネクロマンシー」や
アイスエイジの「Dance of the dead」などが揃ってきたので、ようやくリアニメート
をコンセプトにしたデッキを組むことができたのです。

組んで試したところ、決まれば強いけど決まる前に負けることも多いという
典型的なコンボデッキのパターンでした。
「大物クリーチャー」+「墓地に送る手段」+「リアニメート呪文」の3つのカードの
コンボですから当然ですね。以前紹介した「生き埋めグール」では、生き埋めを引くだけで
ほぼ完結しているのとは対照的でした。

結局コンボデッキで重要なのはドロー系。相手の手札を攻めるより、自分がどれだけ
引けるのかが物を言うということに気がつきました。「クロヴの魔術師」なんか
なかなか良かったのですが、さらに有用なクリーチャーがエクソダスで導入されました。
「マーフォークの物あさり」です。

そこからこつこつ調整をしてきたのがこの形。結構自分好みの良い形だと思ってます。

「物あさり式リアニメーター」
土地 (23)
13 : 島
10 : 沼
クリーチャー (26)
4 : マーフォークの物あさり 【1U,1/1,T:1ドロー+1ディスカード】
4 : マーフォークの交易商人 【1U,1/2,CIPで1ドロー+1ディスカード】
3 : 海辺のレインジャー 【5U,3/4,飛行,島サイクリング②】
1 : 漂うジン 【4UU,5/5,アップキープコスト1U,飛行,サイクリング②】
2 : 意志の化身 【6UU,5/6,飛行,相手の手札が無ければプレイコストUU】
3 : 死者の守り手 【BB,1/2,B+T:破滅の刃(自分の墓地のクリーチャーカードが2枚以上多い場合のみ)】
3 : 骨砕き 【2B,1/1,飛行,エコー,CIPで恐怖(再生は可)】
1 : 棺の女王 【2B,1/1,2B+T:墓地のクリーチャーを場に出す】
1 : 地獄の番人 【3B,1/1,T:場のクリーチャーと墓地のクリーチャーを交換】
2 : 悲哀の化身 【6BB,6/5,畏怖,T:クリーチャーを埋葬,全墓地に10枚以上クリーチャーがいればプレイコストBB】
2 : 暗影のワーム 【5GG,6/6,トランプル,死んだら6/6トランプルのトークン】
その他 (12)
1 : グールの誓い 【1B,アップキープに墓地のクリーチャーが少なければ場に1枚出す】
3 : 動く死体 【1B,墓地のクリーチャーを場に出す(-1/-0修正)】
2 : Dance of the Dead 【1B,墓地のクリーチャーを場に出す(+1/+1修正),アンタップコスト1B】
2 : ネクロマンシー 【2B,墓地のクリーチャーを場に出す,インスタントメント】
1 : 生き埋め 【2B,ライブラリーからクリーチャーカードを3枚サーチして墓地へ】
1 : 回想 【XUU+ディスカードX,墓地からX枚手札に】
2 : ファイレクシアの炉 【①,T:墓地の一番下をリムーブ,①+生贄:墓地1枚をリムーブしてドロー1】

リアニメート用の大物として、最初は「サイの暴走」を使ってたのもいい思い出です。
今の暗影のワームは二度おいしいので、非常に気に入ってます。


コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索