先週の記事
http://magicgao.diarynote.jp/201102051004421905/
の続きで、具体例を挙げて判断基準を整理しようと思ってますが、
その前に優先権関連で自分ももめたことがあったので、今日はそのことを紹介します。


互いにクリーチャーをいくつか並べて、攻撃の応酬があった後のことです。

相手はそれまでと同様、「攻撃します」「はい」というやりとりのあと
攻撃クリーチャーをタップ。

自分はどうブロックすべきか少々考えた後、こいつにはこうなどとブロックを指定。

すると相手が、「あ、ブロッククリーチャー指定の前に、これ使います」
と何か呪文(多分除去かタップするようなヤツ、よく覚えてないです)を
使おうとしました。

自分は「ブロック指定の前に何か使いたいのなら、こちらが指定する前に言って
もらわなければ困る」とゴネました。
どうブロックするか見てから呪文を使われると、相手に余計に情報を与えたことに
なるからです。

自分の主張は、相手は攻撃クリーチャーを指定してから優先権をパスすることなく
呪文をプレイするのだから、間髪入れずに呪文を宣言するべきではないか、という
ものです。

明らかに私がブロックを考えるわずかな時間があり、その間何もしなかったのは
相手の落ち度だと自分は思います。

ジャッジの判定は、双方のコミュニケーションミスということで双方に警告。
ブロッククリーチャー指定の前まで巻き戻すというものでした。
つまり相手の言い分が通ったことになります。

ジャッジの判定に不満はありません。
自分も「ブロックしていいですか?」と尋ねてはいません。それが私の落ち度です。

しかし、毎回毎回「ブロックしていいですか?」とは普通尋ねないですよね。
そもそも攻撃クリーチャーを指定の後にアクティブプレイヤーが何かアクションを
起こすことのほうが珍しいわけです。

珍しいことのために毎回わずらわしい意思確認をするよりも、珍しいことが必要なとき
だけきちんと意思表示をするほうが合理的だと考えます。


もちろん、きちんと意思確認をすることは大事です。
複雑な状況では「ブロックしていいですか?」と尋ねることは必要です。

だけれど、優先権をパスすることなくアクションを続けたいのなら、明確にそう
意思表示すべきだ、というルールは必要なのではないでしょうか。


コメント

ひらぽん
2011年2月7日20:52

仰りたいことはわかります
しかしながら競技レベルのマジックであるならばこれは賛同できないですね
もちろんスポーツマンシップ的な考えとしてはそうです
しかし別のケースとしてブロック側が間髪いれずにブロックすることもあります
もしそのケースを今回体験されていたらこの意見は多分逆になったとは考えられませんか?
つまり、自分が不利益をこうむりたくなければ優先権を明確にする言葉のやりとりは絶対に必要です
それをしなかったことが競技としてのプレイとしてはより大きい過失です
私は競技レベルのマジックを続けていく中で同じような経験をしています
だから巻きなおしもしませんし、不利益をこうむる可能性があるときは必ず確認します
アクション間の時間の感覚は人それぞれなのですから判断にはなりませんし、それをジャッジする立場から考えてみると両者の言い分を通すには巻きなおししかないとおもいませんか?
もし、あなたの主張がとおるなら私は相手になにかアクションされるとまずいときは速攻でブロックしますよ
少し意地悪な言い回しかもしれませんが要するにもっとも中立な立場で自分の不利を防ぐための配慮は必要だということを言いたいんですよ
お気を悪くされたら申し訳ないんですが少なくとも”競技レベル”ならばそうだとおもうんです
カジュアルプレイだったら見逃しますけどね
長文失礼しました


ガ0-
2011年2月8日7:52

ひらぽんさん、コメントありがとうございます。

ご指摘じっくり考えさせていただきました。
確かにルール化すると、それを逆手にとるような「間髪いれずにブロック」という
ことは起こりうる状況です。

「紳士的にこういうプレイを心がけましょう」と主張するのと、「こういうことを
ルール化すべきだ」という主張は全然違うんだな、と実感しました。

「自分の不利を防ぐための配慮」心がけます。

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