嫁さんがよく見る人気ブログで、食べ歩き日記みたいなところがあるのですが、
そこのコメント欄に
「こんな状況で、よくそんな気楽なことができるもんだ」
という意味合いの投稿があり、嫌な気持ちになりました。

被災した方の気持ちを慮って、娯楽を控えようとか浮ついたことは自粛しよう
という気持ちは尊いものですが、他人にそれを強要するのは尊いどころか
恥ずべきことです。

先の記事で、日常生活が送れるところならそれを続けることがエールになる
と述べましたし、とても大事なことと確信しております。

とは言え、被災地の方々のために自分達が何ができるかを考え、実行することは
それ以上に大事なことなので、ここで述べておきましょう。

1)義援金を送る
直接被災地に送るのではなく、しかるべき団体を経由して送るのが効率的です。
振込詐欺や募金詐欺というのもありえますので、信頼できるところかどうか
本人がしっかり考える必要があります。自分の勤務先で募金を募っているのなら
一番確実でしょう。

2)不安にならない・心配しない
パニックで物品の買い占めなどの行動に走らないようにしましょう。
マスコミのニュースは、本質的に人の不安を煽るようなつくりになってます。
テレビばかり見ないようにしましょう。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid973.html
こんなニュースは勇気づけられますよね。

3)不確かな情報に惑わされない
チェーンメールが流行っているそうです。デマなどは昔から災害時につきものだった
のですが、文明の利器のおかげで、デマも広がりやすくなってます。
ソースが確認できないものは無視しましょう。

4)被災地に近寄らない
野次馬根性は論外ですが、親戚・知り合いを訪ねに行きたいとか、物資を届けたい
という気持ちは理解できます。しかし救助活動の妨げになったりしますし、交通・
物流・物資の余裕はありません。自分の会社では、関東への出張も緊急の場合以外
原則禁止になりました。

5)電話・携帯メールを控えめに
通信局の被災などで、ただでさえ通信キャパが低下しているところに、連絡が
殺到するのが災害時です。被災地周辺に連絡する頻度はできるだけ控えめに。
自分の兄や親戚も関東周辺に住んでるのですが、連絡は福岡の実家に
「誰か被害にあったのがわかったら連絡して」と伝えただけです。
親戚一人一人が連絡してたら、その通信量は莫大なものになります。

6)節電・省エネ
周波数が異なる西日本でやっても、直接的な効果は限られるとのことですが、
エネルギーの節約はいつでも有効です。今後原発が新規に建設されるのは難しい
でしょう。ならば全国的に節電する習慣を広めることは、今からでもやっておく
べきです。テレビばかり見ないで、電気を使わないマジックで遊びましょう。

7)明るい話題を提供する
暗いことばかり考えると、気が滅入ってしまいます。
生きていることが素晴らしいと思えるような、明るい話題を自ら発信しましょう。
このブログはもちろんマジックの話題を続けますよ。


【まとめ】
要するに、信頼できる団体にお金を渡して、後は特別なことは何もしない。
普通の日常生活を送る。
ちょっと省エネする。震災がなくてもこれは当たり前。

それだけで十分なんです。

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