GPT＠福岡レポ

前の晩は2時まで呑んでて実家に帰りついたのが、3時前。ざっとレシピをここにアップ
した後、眠りにつきました。

早良市民センターの実習室は狭いんじゃないかな～と心配しながら会場に着くと、
案の定、最大36人分の席しかないのに、集まった人数は46人！２回戦終了時点で
全敗しているプレイヤーは、強制ドロップという足切り方式のトーナメントになって
しまいました！

1500円払って２回戦のみ、というのは損した気分ですよね～。

６回戦後、Top8の決勝戦２回戦で上位２名がByeゲットです。


１回戦　青白赤Blade
トリコロールで、エメリアの天使などを採用したデッキでした。

G.1　相手先攻。こちら初動が3tベイロスと残念な展開。赤英雄はカウンターされ、
ティレルちゃん降臨。兵士トークンで凌がれる。後はエメリア天使がどんどん子供を
増やして負け。

G.2　こちらマリガン。2tシャーマンで、3tに蔦をサーチして弾丸を溜め始める。
相手は鷹を並べて守りを固める。赤英雄をサーチしてトリガーフルバーストで勝ち！
と思ったら、瞬間凍結されて４点残る。返しに審判の日で流され、鷹と黒森剣と列柱で
反撃開始。剣のおかげで赤緑ミシュランも攻撃できない。こちらライフ10点という
ところで、剣付き鷹を残して、列柱パンチ、こちらにターンを返す。手札がないが
８マナあるので、マスティコアか稲妻で鷹を除去できれば勝ちだったのだが引けずに
残念無念。

初戦勝ち星とれず。次負けると恐怖の足きりです。

××


２回戦　赤単ゴブリン　Iさん
足きりのかかったこのラウンド、相手は憎き赤系ビート。これを倒さなければ死んでも
死にきれないでしょう。まさにボスキャラとの対戦みたいなもので、決勝戦以上の
緊張感漂う試合となりました。

G.1　相手先攻。相手1t渋面、こちら1tエルフ。渋面に一発殴られるも、2t目M10
ランドから稲妻で処理する。この辺が今までのサバクロとは一味違うところ。3tの
ベイロスは稲妻２発で焼かれるが、おかげで4tシャーマンが生き残る。ようやく相手の
先達がビートを始めるも、突っ立った蔦で突破できなくなる。ターンが伸びれば
こちらのもの、とぐろエンジンを２連発して相手の戦意を消失させる。

G.2　こちらマリガンながら、まずまずの手札。2tのシャーマンは稲妻、3tのベイロスは
ゴブリングレネードで焼かれる。相手の1/1と2/2は電弧、渋面２体も電弧で討ち取り、
さらにアドを稼ぐ。しかし相手は意を決して、壊滅的な召喚で土地３枚全部をサクって
3/3２体とゴブリンの付け火屋を場に出す。1体を稲妻で仕留めるも、付け火屋を
ぐらつく峰で強化し残り１点となってしまう。これは計算外。付け火屋を通しても負け、
ブロックして殺しても負けということになるので、頼みの綱は強情なベイロスか
とぐろエンジンだけ。渾身の力を込めたドローは・・・土地でした。
こんだけのアド差をひっくり返すとは。。。

G.3　やはりマリガン。イヤな予感と緊張感に包まれる。しかし、その後の手札が、
電弧２枚稲妻、鳥、森、M10ランド。まずまずな感じ。1t鳥から2tのドローが巨森の蔦！
これも嬉しい。相手2tに先達を出して、ぐらつく峰で強化して4/2でパンチ。鳥を
キッカー蔦で強化してそいつを倒す。多分これがキープレイだった。その後相手の
2/2威声持ちをエンド時に稲妻で焼こうとしたら、φ版巨大化でかわされたので、
返しの自分のターンに電弧で焼く。さらにエルフを出す。エルフでペチペチしながら
皮背ベイロスを二体追加して、勝負あり。

感想戦で、4/5の鳥をφ版巨大化で相打ち取るべきだったかな、と聞かれたけど、その時は
鳥からのマナで稲妻を打ってたでしょう。結果は変わらなかったと思います。逆に
鳥ブロックではなくて稲妻で焼こうとしたらφ版巨大化を打たれて、こちらが不利でした。
ともかく、赤単相手に電弧は頼りになりますね。赤ビートに勝てたし、無事足切り回避
できたので、嬉しかったです。

○×○


３回戦　赤青双子
G.2は非常に印象に残った試合です。じっくりご覧下さい。

G.1　相手先攻。相手淡々と島と山を並べながら、定業と思案で掘り進む。これは早めに
決めないとヤバイと直感。こちら2tシャーマン、3tベイロス、4t蔦とサーチ用のマナを
残さずフルパンを繰り返す。結果3tに２点、4tに９点。5tには赤緑ミシュランも加わって
計13点。バウンスは１枚あったようだけど無駄でした。勝てて良かった～。

G.2　こちら1t鳥から3t蔦でクロックを刻むが、相手のギシアン調査で手札を見られて
しまう。双子対策に使えるのは、巨森の蔦と攻撃的な行動。後はクリーチャーだけど、
相手が３マナ立っている状態ではもう出せない。こちらは土地がなかなか伸びず、
鳥１枚と土地４枚のみ。

相手は十分な土地が溜まってきたようで、行動開始。こちらのターンエンドに蔦を
バウンス、鳥を焼かれ、詐欺師の総督が出て来て土地をタップ。これでこちらの使える
マナは３マナのみ。攻撃的な行動と巨森の蔦を両方プレイすることはできなくなる。
なるほど、次で勝つ宣言か。

そして続く相手のターンは双子の欠片をプレイ。どうせカウンターされるんだろうな・・・
と思いつつ諦め気分で攻撃的な行動をプレイすると・・・

スルーされました！！！

え、マジで！？

そしてターン終了を宣言！

え、マジで！？

いぶかりつつ「ターン終了ステップに、トークンを6×10の23乗個出します」と宣言。
もちろんターンが終われば詐欺師は相手のもとへ返る。

自分のターンにトークンで攻撃！双子返しでこちらの勝ち！

「え、トークンってターン終了時に消えるんでしょ？」
「ターン終了ステップの開始時に、ね。コントロールを奪う効果はターン終了時まで
続くんですよ」

どうやら相手の思い違いだったようです。しかも、対戦相手のお友達らしい観客は
「定業で見た払拭をボトム送りにするなんてありえない！」というツッコミ。

攻撃的な行動による双子返しは勘違いしてたとしても、巨森の蔦で双子弾きはカウンターで
しか防げないですよね～。バウンスも取っておけば、最悪メインに双子を戻せば仕切りなおし
が効きます。蔦にバウンスは必要なかったと思います。

コンボデッキを使うときは、その妨害策にも熟知してないといけないという教訓でした。
その後、対戦相手の方はお友達の特訓受けてました～。

○○


４回戦　ヴァラクート ejtさん
ejtさんのヴァラクートとは、海バントの時に２度くらい対戦しましたね。今回のファイナル
バーストバージョンは、前の緑単よりも酸スラを削ってますのでヴァラクートには弱いです。
何とか蔦ビートで早めに決めないと行けません。

G.1　相手先攻。こちらは1tエルフ、2tシャーマン、3t蔦といつもなら申し分ないスタート
なんですけど、その直後に緑タイタン降臨。酸スラでヴァラクートを割って抵抗するも、
緑タイタンパンチでさらにヴァラクートを追加され、酸スラと相打ちした後、お代わりの
緑タイタンで18点噴火して負け。

G.2　相手ダブルマリガン後も渋い顔。こちらは1tエルフ、3t蔦、4t蔦、5t変形者とサイクロン
エクストリームを決める。何も相手がダブルマリガンの時にブン回らなくてもいいような気が
しますが、勝ちは勝ち。

G.3　エルフ、シャーマン、蔦、酸スラ、土地３枚といういつもなら申し分ない初手。3tまで
はG.1と同じだが、4tに引いた鳥をプレイしなかったために、酸スラのプレイが間に合わず
ゼンディカーの報復者が間に合ってしまう。紅蓮地獄を警戒しすぎたのか、シャーマン用の
コストにとっておこうと考えたか・・・変形者でにらみ合おうとするも、緑頂点から緑タイタン
が出て来て、次のターンに18点噴火して負け。

ejtさんには「が０－さんと対戦すると楽しい」とのお言葉をいただきました。
こちらこそ楽しい対戦でした。ありがとうございます。

しかし、最初から最後までヴァラクートに悩まされた環境でしたね。大きく負け越しです。

×○×


５回戦　黒青コン　I上くん
再び福岡マジック界のアイドルI上くんと対戦。デッキは黒青コン。
少しでも勝ち星を取り返したく、リベンジに燃えました。

G.1　相手先攻。1tの審問で皮背のベイロスを捨てさせられると、序盤何もできなくなる。
1点も削れないまま、黒タイタンに完封負け。いいところなし。

G.2　1t鳥から2tのベイロス、の前にやはり審問で捨てさせられる。カウンターがありそう
だったので土曜と同様、蔦のプレイは4tまで待ち、カウンターさせてからエルフでトリガー
する。その後着実にクロックを刻み、除去も巨森の蔦ではじく。蔦に蔦成功！相手は真面目な
身代わりをブロッカーに出すが、攻撃的な行動で奪ってハダカにして勝ち。

G.3　やはりマナクリから蔦で攻勢をかけるが、黒頂点で流される。酸スラで展開を遅らせて
いる間にペチペチする。こちらのエルフと酸スラの攻撃時に、除去を打ってきたのでキッカー
蔦で7点！これが大きかった。追加の酸スラはカウンターされるも、3点クロックは止まらず。

I上くんほどの強豪もミスには勝てず。I上くんからようやく待望の2勝目です。
これで対戦成績２－７なんです。

×○○


２敗でも勝ち抜けの目があるかもしれないとのこと、一縷の望みを託して最終戦です。

６回戦　エスパーコン
サバクロ最後の試合は、伝統のコントロール対ステロという様相になりました。
勝ち抜けもありうるので、緊張感一杯の試合でした。

G.1　ようやく本日初の先攻。1tエルフから2t皮背のペイロスで５点クロック。さらに蔦を
追加してあと1点まで削るが、X=5の黒頂点が間に合ってしまう。さらに赤マナソースを際で
割られる。手札は鳥とその後引いた稲妻。鳥を出せば次のターン稲妻が打てるが、
除去られるかも知れない、トリガー用にとっておいても蔦が除去られるから同じ、
ならば鳥を出したほうがいいと判断。果たして結果は除去がなく！鳥が生き残って
稲妻で勝ち。

G.2　ハンデスで手札を確認されて、それぞれのクリーチャーをきちんと対処され、
タール坑や列柱で撲殺される。

G.3　1tエルフから3t蔦でクロックを刻む。残り8点のときに黒頂点で流される。返しに
酸スラでタール坑を割る。しかし聖別されたスフィンクスがブロッカーとして待ち構える。
このターンに決めないとヤバイ、と思ったドローがエルフ！そのエルフと手札の変形者で
トリガーして計10点パンチ。1体がブロックされて6点通って残りライフ2点。残り
１マナで稲妻をプレイして勝ち。変形者で良かった～。クローンだったらマナが残って
いませんでした。ちなみに、聖別されたスフィンクスによるドローでカウンターを
引いていたとのこと。ホント良かった～と再び胸を撫で下ろしました。

G.2では稲妻全抜きして攻撃的な行動を入れてたけど、思い切って稲妻を戻してました。
最後はきっちり正解を見つけられて良かったです。いい勝負でした。

○×○


というわけで、最終成績は４－２。残念ながら勝ち点13点ないと、勝ちぬけられなかった
みたいですけど、サバクロ最後の日として思う存分遊びました。

まだまだこのファイナルバーストバージョンで遊びたい気持ちはありますけど、次のデッキ
のことも考えないといけませんからね。次は10月のGPT、新環境での大会に参加の予定です。